先日のカイヅカイブキの幹。枝を伐られた跡を含めて雄渾そのものだ。



雨に濡れた荒々しい姿。

雨は午後には霰(あられ)となった。
世人の心胆を寒からしめるアメリカ・ウクライナの会談決裂。
それを他人事のように高いところから評するイシバ首相。


※参照：「あらがうかたち」（2月19日の記事）
⇒https://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/3325

水温む候を迎えてか、境川に鯉の姿があった。



上流にゆっくり泳いでいるのを見ていたら、もう一尾現れた。



はや ♪コイの季節♪ か……歌の文句が、らちもなく頭をかすめて行く。

そう言えば、去年も悠々と並んで泳ぐ鯉の姿を見たのも3月になってからだった。
今まで、どこでどうしていたのか、考えれば不思議だ。

――彼らからすれば、そっちこそ、どこで何をしていたのやら、などと思っているのかも知れないのだが。