
日比谷公園の石貨[2023年12月14日(Thu)]
◆医療関係者やジャーナリストたち、食糧支援など、ガザの人的被害を少しでも食い止めるために、文字通り命を削って奮闘している人たちに、外の人間ができることは極めて限られているだろう。
TVや新聞ではさまざまなコードにより報じる内容には限りがある。そうしたもどかしさを味わい続けることも気鬱な思いを増長するばかりだ。
◆思い切ってかの「x」(旧ツイッター)にアカウント登録することした。
大メディアが伏せている情報に目と耳をつなげたい、というのが理由の一つ。
二つ目に、まざまな人がどう受けとめているのか知ってこちらの偏りを是正したい(多かれ少なかれ個人の関心のありようによって事柄の見え方に一定のバイアスがかかることは避けがたいけれど)。
もう一つ、先日の「国境なき医師団」主催のオンラインイベントで、中にいる人たちは、どんな手段によってでも、ガザで起きていることを外に伝えたいと願っている、という話があったことだ。
誤報やフェイク情報のリスクは無論つきまとう。確認するすべがないまま無責任に拡散することは戒めねばならないが、必死に伝えようとする人々に知らぬフリをすることも倫理的にどうなのか、という思いがある。まず知ること。
◆貧者の一灯も支援の一つだ。
幸い、今はさまざまな方法によって寄付が可能で、自分がやりやすい方法を選べるようになっている。
とりあえず「国境なき医師団」に気持ちばかりを送った。
手数料がかからなかったのは有り難い。
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日比谷公園にあった石貨。南太平洋のヤップ島(現ミクロネシア連邦)のものだという。
長径で1.35M、短径で1mほどの大きさ。
説明板によれば、大正14(1925)年にヤップ島支庁長が寄贈。当時1000円位で通用していたとのことだが、現在の貨幣価値だとどのぐらいになるのか。