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ただただ、もどかしい[2023年11月23日(Thu)]

◆前回、「ガザ・イスラエル、ようやく一時停戦へ」と書いたが、新聞などメディアは「戦闘休止」(戦闘の)「一時停止」・「中断」などの表現だった。
用語の使い分けには、各メディアのモノサシがあるのだろうし、実態とかけ離れた不正確な表現にならぬよう、慎重にならざるを得ないことは理解できなくはない。

ただ、モヤッとした言い方がやりとりされる日々に一喜一憂し、時に焦れるのも事実だ。
もどかしいのは、ニュース番組を進めるキャスターたちも同じ。
歯切れの悪い言い方が延々と続く。

残念ながら、23日段階では人質解放は実行に至らず、難民キャンプへの攻撃による新たな死傷者が伝えられた。

*カタールが仲介した今回の「合意」では、ハマス側から50人の人質解放、それと交換でイスラエルが拘束しているパレスチナ人の子どもや女性150人が解放される、と報じられていた。

昨日の報道では、イスラエルが拘束しているパレスチナ人の数が1万5千人、という数字が上がっていて、これには少なからず驚いた。
(今夕のNHKのデジタルニュースでは、人権団体〈ヒューマン・ライツ・ウォッチ〉が把握しているものとして、イスラエル治安当局が拘束しているパレスチナ人は11月1日時点で6704人、うち18歳未満の子どもたちが170人と報じている)。
いずれにせよ、拘束されている人々についても、パレスチナとイスラエルは非対称の状態にあるということだろう。

***

◆日本時間23日深夜、ようやく仲介役のカタール政府による発表があった。

現地24日の午前7時(日本時間24日午後2時)から4日間の戦闘休止を実施する、という。
またハマスが解放するとしたイスラエル人50人のうち13人を、24日午後4時(日本時間:24日午後11時)に解放するとの発表もあった。

戦闘停止の実施が遅れた事情や解放の段取りが変更になった理由その他、不明な点が多いが、合意の確実な履行なくして事態は打開されない。
犠牲をこれ以上出さぬために、即時停戦、それ以外にない。

DSC_0050鰯雲2.jpg



谷川俊太郎の詩〈おなかをすかせたこどもは……〉[2023年11月23日(Thu)]

◆ガザ・イスラエル、ようやく一時停戦へ。
今夕20時過ぎの報道では、日本時間の23日17時(現地時間:23日午前10時)からとのこと。
侵攻後50日近く過ぎてやっとたどり着いた合意。
確実に履行されるよう、そうしてそれが終戦につながるものであることを心から願う。
何より、わずか4日間の限られた時間。命をつなぐ水・食糧・医療・燃料の支援の集中を願う。

それにしてもガザの住民45パーセントが住む家を失った状態で、何をどうできるのか。

*******


黒い王様  谷川俊太郎


おなかをすかせたこどもは
おなかがすいているのでかなしかった
おなかがいっぱいのおうさまは
おなかがいっぱいなのでかなしかった

こどもはかぜのおとをきいた
おうさまはおんがくをきいた
ふたりともめになみだをうかべて
おなじひとつのほしのうえで


『ポール・クレーの絵による「絵本」のために』より
(*クレーの1927年の作品〈黒い王様〉に付した詩。)
(初出『現代詩手帖、1972年1月号』)
詩集『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』(青土社、1975年)に拠った。


*絵と詩を収めた講談社版の『クレーの絵本 谷川俊太郎』が見当たらず、「黒い王様」の画をアップすることができない。

幸い、画像をアップしているサイトがいくつかあった。
そのうちの一つ、〈オバタケイコのスローな日々〉2013/7/10の記事へのリンクを下に……
https://oakpinkfloyd.eshizuoka.jp/e1094527.html




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