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まど・みちお「あめの おと」[2022年08月04日(Thu)]

◆「センジョウコウスイタイ」が各地を遅う。
ゲリラ豪雨」という言い方もあった。
ともに、人々の平安を奪って、いきなり「センジョウ」に放り出す。安穏としていられない。

当地では昨夜、すさまじい雷鳴に起こされたものの、暑熱を冷まして朝方には一旦雨が上がり、その後は25,6℃を保つかのように、ほどほどの湿り具合であった。

***


あめの おと  まど・みちお


あめの おとって
くさに しとしと
いけに ぽちょぽちょ
ほどうに ぴちぴち
かさに ぱらぱら
とたんの やねには
たんたか たんたか
おもしろいんだけど
でも
あんなに たかい たかい
てんから ふって くる
とちゅうの おとは
ああ どんなだろう


伊藤英治・編『まど・みちお 全詩集』(理論社、1994年)より


◆ヒロシマを描いた井上ひさしの芝居「父と暮せば」冒頭、雨漏りを受けるバケツやタライが高低さまざまな音を聞かせるシーンを思い出した。

◆詩は、結果の多様さに耳が奪われたところから生まれた。
地上の物たちとの協働でさまざまに聞こえる雨音への驚きが、想像力を天空へと解き放つ。



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