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銀色夏生「2枚目の鏡」[2021年12月16日(Thu)]

「森友学園公文書改ざん訴訟」が国の認諾という異例の形で終了した。
真相を闇に葬るのが狙いであるのは明らかだ。
原告・赤木雅子さんの「なぜ夫が亡くなったのかを知りたいと思って始めた裁判。お金を払えば済む問題ではない」という訴えに対して、国は耳も口も閉ざした。誰を守り、誰に利するための決定なのか。

◆◇◆◇◆◇◆



「2枚目の鏡」  銀色夏生


人はみんな1枚の鏡を持っている
その鏡に自分を映している
でもその鏡には正面しか映らない

人と知り合うということは
2枚目の鏡を手に入れるということだ
2枚目の鏡が見えなかった自分を見せてくれる

鏡にはいろんな大きさや形があるから
見える物がそれぞれ違う
めずらしい鏡にはめずらしい自分が映る
見えなかったものも
見たくなかったものも
見えてうれしいものもある

誰かと知り合うということは
2枚目の鏡を手に入れるということだ
人と知り合うほど
鏡はふえていく


銀色夏生『ひかりのいと 朗読のための自選詩集』(KADOKAWA、2016年)より

◆対を成す二人が手に入れた鏡は、向き合わせ方を工夫すれば幾往復も互いを映し出し、生涯にわたって相手の様々な面を見せてくれたはず。

権力トップの地位に在った一対の男女を守らんがために、良心に従って職務を全うしたかった良き夫を死に至らしめた。
謝罪のことばを誰が言わなければならないか、明らかではないか。



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