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大手拓次〈「みどりの火」と「青銅の鉦」〉[2021年10月13日(Wed)]


一人のために万人のために  大手拓次


一人の生きるために、
万人の生きるために、
民衆のうへにみどりの火をかざせ。

一人の死をとむらふために、
万人の死をとむらふために、
民衆のうへに青銅の鉦(かね)をならせ。


原子・編『大手拓次詩集』(岩波文庫、1991年)より


◆文部科学省の問題行動・不登校調査が発表され、2020年度の全国の小中学校の子どもたちの不登校は19万6,127人で過去最多となったという(前年比で8.2%増)。
また、20年度に自殺した小中高生は415人。前年度から98人増え、1974年の調査開始して以来、最多となったという。

【読売新聞10/13記事】
コロナ影響、児童生徒の不登校・自殺が過去最多に…昨年度「子供たちの生活に変化」
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20211013-OYT1T50124/

◆記事は、背景として文科省の次の説明を引用している。
「家庭で居場所のない子供たちにとって、救いの場になっていた学校がコロナ禍で休校になり、行事も中止や延期になった影響もある」


記事の見出しも最初に「コロナ影響」を掲げている。しかし丁寧に引用を読めば「コロナ禍で〜成った影響ある」と表現しているのであって、その他の理由を含んだ言い方になっている。漫然と引用するだけでは社会の木鐸たり得ない。

子どもたちの居場所や人間関係を育み支える場として学校の機能の脆弱化がコロナ禍で露わになった、というべきで、その根元を掘り下げない限り、問題の解決には向かわない。コロナの一旦収束をもって、何とかしのいだ、と安心していてはいられないのである。

家族のありよう、社会保障制度の不備をふまえて手を打たない限り、子どもたちの犠牲をなくすことはできないのだと思う。

みどりの火」を高々と掲げ、「青銅の鉦」を渾身の力で打ち鳴らす人物を、国会の内外に結集させなければならない。



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