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遁辞だらけの学術会議問題[2020年10月30日(Fri)]

DSCN4510ヨウシュヤマゴボウ.JPG
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)。
前にアップした写真と同じ場所に今年も鮮やかな紫色を見せていた。勢力拡大中に見える。

*****

◆学術会議問題で菅義偉首相の迷走答弁が止まらない。
TVのニュースはもっともらしい言い方をしているように編集し、字幕も添えて視聴者に刷り込み、スカ政権の延命に貢献しようと必死である。

「総合的・俯瞰的」は2003年に総合科学技術会議の調査会がまとめた報告書の言い方のパクリであることはすでに指摘されている。ただし、首相の任命拒否という決定は、本来の意味とは真逆で、部分的かつ近視眼的な判断に基づく。
「多様性が大事」という説明も、6名の拒否はこの建前に逆行する処置にほかならない。

しかし新聞の見出しにこれらの文字が並ぶと、もっともらしく見える。たとい「 」付きで、首相の発言の引用であることを示しても、それが遁辞=逃げ口上に過ぎないことを指摘しない限り、法令無視の政権にとっては蚊が刺したほどにも感じないだろう。

◆アベ+スカ政権が学術会議を人事面から支配しようとする理由として、軍事研究への科学者・大学等の動員を進める意図が指摘されている。

池内了(いけうちさとる)『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』の目次には、次のような言葉が並んでいる。
科学者倫理もまたこれらの遁辞によって片眼をつぶり、しまいには両手をあげて軍事研究に突き進むのだな、と肝が縮む思いだ。


第2章〈軍事研究をめぐる科学者の常套句〉

「戦時には愛国者になれ」
「もうこれで戦争いは起こらない」
「より人道的な兵器の開発である」
「軍事研究は科学の発展に寄与する」
「戦争(軍事研究)は発明の母である」
「いずれ民生に活用されて役に立つ」
「みんながやっているのだから」
「作った自分に責任はなく、使った軍が悪い」
「悪法も法である」


*池内了『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』の目次より
(みすず書房、2019年)

池内了「科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか」.jpg

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