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やまゆり園事件4年 母の言葉[2020年07月26日(Sun)]

DSCN4023.JPG

スコールと熱暑を何度も繰り返した一日。
日が照るたびに蟬や蝶、蜂などが活発に動いていた。
夕方の散歩から帰ってくると頭上には燕たちが伸びをしたり毛繕いをしたり。

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*******

津久井やまゆり園の事件から4年目を迎えた。

裁判に臨んで「甲Aさん」と記号で呼ばれるのではなく名前で呼ばれたいと、19歳で命を断たれた愛する娘の名前と写真を公表した美帆さんの母親が「今の気持ち」と題する手記を発表した。


◆裁判中の植松聖被告について――

彼は拘置所の中で初めて自分の話をきちんと聞いてくれる人達に出会ったのではないでしょうか。裁判中もたくさんの人が彼の話を真剣に聞いてくれて嬉しかったのではないでしょうか。
私は、法廷では顔を見ず、声を聞いていただけですが、「はい」と元気よく嬉しそうに話していたように感じました。言いたくないことは誤魔化していましたが。

(略)
彼はお金では買えないもの、愛情とか思いやりの心、人を大切に思う心、無償の愛のような目では見えない大切なものがわからなかったのではないか、彼は心(気持ち)が成長しないまま、大人になってしまったのではないかと思いました。


◆娘の名前と写真を公表したことについて――

裁判と社会に「美帆」の名と写真を4枚出せて良かったと思っています。たくさんの方に覚えて頂けたこと、裁判員の方にもこれまで見えてこなかった被害者のことが少しはわかってもらえたのではないかと思いました。
後悔はしていません。たくさんの方に覚えて頂き、その方々が美帆のことを思いだしてくれる時、美帆は生きているわけですから。本当にいろいろな方々に見て頂き、覚えて頂いてありがとうございます。



◆私たちが忘れないかぎり「美帆は生きているわけですから」という母親の言葉が胸を打つ。

手記は、現在の世情にも思いを向けている――

今、コロナで医療従事者の方への差別があります。感謝しなければならないのに悲しいことが起きています。アメリカでは人種差別で黒人の方が亡くなっています。肌の色が違うだけで同じ人間なのに、なぜ差別されなければならないか。日々悲しくなります。
差別は容易になくならないでしょう。でも少しでも減ればいいと思います。差別をされる方も悲しいし、人を差別して本当に気持ちいい人はいないと思います。
これからどうしたらいいのか、日々考えながら過ごしています。心穏やかに過ごせる社会になればいいと願っています。



◆事件を忘れないこととは、差別を許さない砦を、我と人々の心の中に高く強く築くことだ。
その石垣の石ひとつを自分の手で摘むことだ。


*事件の5ヶ月後にやまゆり園を訪れたときの記事は…
https://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/396

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