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〈窓はどこにあるのだろうか〉[2020年07月09日(Thu)]

DSCN3803.JPG
ムクゲの花。
激しい雨風に耐えた朝。

*******

◆香港に中国の公安機関が設置され、開所式があったという。
所長には強硬派で知られた人物が着任、300人体制で香港行政の指導と、国家に異議を唱える人間を取り締まる。昨年来、自由を求める人々が歌って来たテーマソングというべき「香港に栄光あれ」を歌うことも禁じられると言う。
上のニュースを伝えたNHK-BSの「ニュース・キャッチ」は、解説で「香港に栄光あれ」を流していた。地上波でも同じ扱いをする勇気を発揮したかどうか。

◆今週号の『週刊金曜日』が届いた。巻頭は同誌編集委員の一人でもあるピアニスト・崔善愛(チェ・ソンエ)の随想「存在の否定」。

トランプのアメリカ同様に、日本でも人種差別が常態化していると指摘し、一例として、ナイジェリア人の父を持つプロ野球のオコエ瑠偉選手を取り上げた。ツイッターにつづられた彼の苦悩は多くの共感を呼んだが、肌の色や血筋の違いをあげつらい、時に陰口で、時に公然と口にされ投げつけられる差別の言葉に「普通の日本人になりたい」と願い、自らの存在すら否定する体験は、在日としての崔善愛にも全く他人ごとではない。

同じ思いは、オコエ選手と同世代である娘も味わって来たと記す。自分と同様に夢の中でさえ身の危険を味わったことがあるという。

結びの2段落を引用する。

 数ヵ月前、娘がこう明かした。「実は小学生のとき友だちから、『お母さんは韓国人なの? でも半分日本人でよかったね』と言われた」と。このことを娘は15年間胸に秘めていた。
「日本人でよかった」「JAPANESE ONLY」という空気を毎日吸っていると「息ができなくなる」。窓はどこにあるのだろうか。


友だちの無邪気なことばが、彼女にトゲとして長く突き刺さったままであったことに慄然とする。



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