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「猛烈な天」[2020年06月15日(Mon)]

◆ヤマモモがたわわに実を付け赤く熟してきていた。
DSCN3678.JPG
味はやや酸味を含んで素朴な甘さ。

DSCN3673.JPG
湘南台公園にて。

*******

◆朝から32℃。
海の向こうから、再び黒人青年の死の報。
どうかしてる。
「警官が容疑者に発砲することが米国では珍しくない」と述べて平気である新聞やテレビ、事件について人の命について、まともなコメントを発しないこの国のトップが、である。


***


猛烈な天   草野心平


血染めの天の。
はげしい放射にやられながら。
飛びあがるように自分はここまで歩いてきました。
帰るまえにもう一度この猛烈な天を見ておきます。

仮令(たとえ)無頼であるにしても眼玉につながる三千年。
その突端にこそ自分はたちます。
半分なきながら立っています。

ぎらつき注ぐ。
血染めの天。
三千年の突端の。
なんたるはげしいしずけさでしょう。
 


ハルキ文庫『草野心平詩集』(2010年)より


◆「三千年の突端」とは、多くの犠牲を払いながらも、人間の尊厳を、自分同様他者にも認め、それを危うくする者に抗うことで文明を築いてきた人間たちの歴史のその突端、ということだろう。
「しずけさ」がはらむ満腔の悲しみと怒り。




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