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〈空気、空気、空気、/空気、/新しい空気。〉[2020年04月20日(Mon)]

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ドウダンツツジ

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言葉  ゴンサロ・ロハス
     寺尾隆吉=訳

空気、空気、空気、
空気、
新しい空気。
       吸い込む空気ではなく
        体に取り込む空気


◆チリの詩人、ゴンサロ・ロハス(1916-2011)の詩篇にしばしば登場する言葉の一つ「空気」。
「地球と呼ばれるこの/大きな空気の家」(「空気のパネル」)に在って、「作り事」である「想像力」(同じく「空気のパネル」)を体内に積極的に取り込むことによって「私」は生きている。

この「言葉」という詩においても、自分が自分であるために「新しい空気」を貪るように取り込む「私」がいる。そうしないと「私」は「言葉」を失って死んでしまう、と言っているのだ。死んだに等しい、というのではない。
「新しい空気」=「新しい想像力」であり、それを体内に取り込み充たし続けている限り、「言葉」はむしろ自ずから生まれてくるものだと言っているようだ。
すなわち「新しい空気」は「私」を完全に自由にしてくれるものなのである。
無論、その「言葉」は、プロンプターに投影された文字の読み上げとしてかび臭いマスクから洩れ出る音の連なりとは画然と異なる、恩寵のような言葉たちだ。

グレゴリー・サンブラーノ編(寺尾隆吉=訳)『ゴンサロ・ロハス詩集(アンソロジー)』(現代企画室、2015年)より



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