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湘南フィルハーモニー第40回コンサート[2020年02月09日(Sun)]

湘南フィルハーモニー管弦楽団が40回目のコンサートを開く。
茅ヶ崎市民文化会館大ホールにて
来週、2月16日の日曜、13:30開演とのこと。

茅ヶ崎という街にすっかり溶け込んだ感がある。

モネ_0001.jpg

◆節目の演奏会にふさわしく、茅ヶ崎にお住まいのピアニスト・土屋久美子さんをソリストに迎えたグリーグのピアノ協奏曲を含むプログラムだ。この楽団を創立当初から良く知るお一人。
団の練習にもしばしば付き合って下さった。

◆曲目は他にディズニーの「パイレーツ・オブ・カリビアン」からのメドレー、シベリウスの交響曲第2番である。
指揮は鈴木竜哉さん、コンサートミストレスは小野唯さん。
幅広い年齢からなる団員の音楽愛をブレンドした親しみやすいコンサートを味わえることと思う。

*なお、今回、当日券の販売はなく、あらかじめプレイガイドでお求め下さい、とのこと。
昨年も事前にめでたく完売した由。

◆チケット売り上げをすべて音楽愛好者を広げる支援事業に充てることはNPO認定を取得したこの楽団の基本的な方針。
これまで補助犬訓練などで障がい者の音楽鑑賞を支えてきた団体や、弦楽器を必要とする青少年を支援する事業の助成に取り組んで来た。音楽を楽しむことを通して誰かを支え、つながりを広げる。40年以上も続けて来たことが素晴らしい。

★湘南フィルハーモニー管弦楽団の公式サイトは…
http://shonanphil.web.fc2.com/

★Webマガジン「たいせつな時間」に佐藤正也楽団長へのインタビューが掲載されている(昨年2月のコンサート直前の取材)。
https://www.taisetsujikan.com/?p=729

*******

セヴラックの夏 より  有田忠郎

《いい匂いのする音楽》と
ドビュッシーは言った
そのとおりだセヴラック
ピレネーのセルダーニャ セレの町で
きみはせせらぎのような曲を綴った
山の背を越える風がそれを運んだ
せつないひとびとの胸のなかに千のあかりを灯してまわった
きみはピアノで 土のにおい 空気のにおい
草のにおい 焼きたての
パンのにおい
テーブルに跳ねるカーテン越しのひかりのにおいさえ描ききった

(それは感覚の印象として訪れて
綿密に魂の内部へ滲みてゆく香気)
 


*小海永二・編『現代の名詩』(大和書房、1985年)より






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