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やまゆり園事件初公判[2020年01月10日(Fri)]

DSCN9219-A.jpg

相模原市緑区千木良の大通寺にて(2016年12月)。
*津久井やまゆり園での事件の半年後に現地を訪ねた折に。

★その時の記事は
https://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/396

◆昨日横浜地裁で初公判を迎えた津久井やまゆり園事件、法廷で植松聖被告が不穏な行動に及んだため退廷となったと聞く。

年末から新聞各紙はさまざまな角度から事件を掘り下げようとしていた。
印象に残ったことばをいくつか書き留めておく。

【福島智さん】(被告と面会した全盲ろうの東大教授。バリアフリー、当事者研究に取り組む)

「命は平等だ」と言うだけでは社会は変わらない。属性も経験も異なるいろんな人と交わることで、それぞれが苦しみも悲しみも夢も希望も持っていると理解できる。そんな出会いを通じてこそ、命には優劣も序列もないのだと、実感できるようになると思います。
(朝日新聞1月6日朝刊〈共生とは 1〉)



【柳田邦男さん】(ノンフィクション作家)

ハンセン病者の隔離政策や、旧優生保護法の下で行われた障害者の強制不妊手術など、私たちの社会は差別を制度化し、被害を生んできた。そうした中から植松被告は出てきた存在だ。
だから社会のありようや、一般市民の心に潜む差別意識も問われている。植松被告は「経済的な価値がない」と障害者を殺傷するに至ったとされる。これからの日本は、弱者とともに生きる社会になれるのか。審理を通じ、一人ひとりのいのちのかけがえのなさが根源から問われれば、判決は歴史的な意味をもつだろう。

(朝日新聞1月9日朝刊・社会面)



【住田理恵さん】(車椅子で兵庫県から傍聴に来た方。取材へのコメント)
(報道で伝わる植松被告の差別的な言葉は)「自分たちには『あるある』。みんなオブラートに包んでいるけれど」
「障害者が隣の家にいることが、当たり前の社会になってほしい」

(実名を出すと親族が責められる。そんな社会に対して)
「そんな差別をだれか、はよやめてぇや」
(朝日新聞1月9日朝刊・湘南版)



◆初公判を前にもう一人の遺族が十九歳で亡くなった娘の名前と写真を公表し、手記を発表した。
美帆さんの母の手記から――

「人と仲よくなるのが上手で、人に頼ることも上手でしたので職員さんたちに見守られながら生きていくのだなと思っていました。
言葉はありませんでしたが、人の心をつかむのが上手で何気にすーっと人の横に近づいていって前から知り合いのように接していました。皆が美帆にやさしく接してくれたので人が大好きでした。人にくっついていると安心しているようでした。
美帆は一生懸命に生きていました。その証しを残したいと思います。こわい人が他にもいるといけないので住所や姓を出せませんが、美帆の名を覚えていてほしいです。
  /
家の娘は甲でも乙でもなく美帆です。」

(朝日新聞1月9日朝刊・湘南版)

勇気と愛情にあふれた言葉が胸を撃つ。



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