CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 2019年12月 | Main | 2020年02月 »
<< 2020年01月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
イランの対米報復、日本政府のコメント[2020年01月09日(Thu)]

DSCN9345.JPG
ネギの畝。

*******

◆イランによるイラクのアルビルおよびアサド米軍基地へのミサイルによる報復攻撃があり、イラン国営放送は「米テロリスト80人が死亡した」と報じたという(実際の被害の詳細は不明)。

◆この事態を受けて日本政府はNSC=国家安全保障会議を持ち、そのあとの記者会見で菅官房長官は、アベ総理から、△情報の収集分析、提供 △現地邦人保護・外交努力 △不測の事態に備えた態勢をとる、などの「指示」があったと述べた。
(*コメントには「全力をあげ」「迅速・的確な」「あらゆる」「万全の」といった修飾語が並んでいたが、それらの飾りを取り去ると、上のような、スカスカの文言を並べ立てただけであることが露わになる。)

さらに菅官房長官は、「政府として関係各国と連携しつつ、情報収集を進めるとともに、中東地域の在留邦人の安全に万全を期していく。また、すべての関係者に緊張緩和のための外交努力を尽くすことを求める。引き続き関係国と緊密に連携し、粘り強い外交努力を展開していきたい」と結んだという(NHKニュースによる)。

◆何というやる気のなさだろう。
イギリスなど外国メディアの放送を見ると、イギリスなどいくつかの国の政府からは、攻撃の応酬の即時停止、犠牲を出さぬよう自重と外交努力を、というメッセージが真っ先に表明されていた。余りの違いに耳を疑う。

◆官房長官のコメントの中に、「人命の犠牲があってはならない」という趣旨に近いものを探すならば、後半の「すべての関係者に緊張緩和のための外交努力を尽くすことを求める」という言葉だろうが、終わり近くに申し訳程度に付け足したに等しく、求めるものは「緊張緩和」であって、人的被害を全力で回避するという意味にはほど遠く、かつ「努力」を呼びかけただけで強い要請となってはいない。
”努力したが、相手が歩み寄らないから仕方が無い”と言い訳する余地をたっぷり残している言い方なのである。

◆発信力ゼロのメッセージに終始。ここまでアメリカに対してもイランに対しても、仲介役のフリはしても実効ある変化を引き出せなかった日本政府らしい会見だった、というほかない。

◆人命軽視の政権に派遣される自衛隊員はたまったものではない。
すでにカナダなどイラク国内に駐留しているNATO軍は撤収を開始したと聞く。
このタイミングで中東に向かうことは、たといはるか手前で「調査・研究」と称して様子を伺うにしろ、要らぬ刺激を与え、悪くすれば火に油を注ぐ結果にしかならない。
即ちに自衛隊派遣中止の決断をすべきだ。


| 次へ
検索
検索語句
最新コメント
根来珠青
銃剣道 歴史に目をふさぐおぞましさ (03/29) 当ブログ管理人
ジャーナリスト・安田純平さん解放との報【追記】 (10/26) 3億円で買える銃と弾
ジャーナリスト・安田純平さん解放との報【追記】 (10/25) マキシミリアナ・マリア・コルベ
コルベ神父のこと その2 (06/23)
若き音楽家リュカ・ドウバルグ (06/09)
タグクラウド
プロフィール

岡本清弘さんの画像
https://blog.canpan.info/poepoesongs/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/poepoesongs/index2_0.xml