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竹林の賢猫[2019年11月08日(Fri)]

DSCN2189.JPG
朝、竹ヤブでネコが丸まっていた。酒汲みかわし清談に遊ぶことで乱世への批判とした竹林の七賢のおもむき。

***

『現代動物詩集』という分厚いアンソロジーの目次を眺めていると猫の詩がずいぶんある。
ヒトに忠義を尽くす犬に比べて独立独歩の生き方を詠んだものがやはり多い。

中に、人界に棲んでもまつろわぬことを高らかに言挙げした「猫の宣言」(斎藤有一)などという一篇もある。三ケ条からなる宣言の最初は以下の通り――

第一条 われわれを、人間社会の悪しき規律の枠組みに入れるなかれ

◆国会で「首相と桜を見る会」予算肥大化、地元後援会まで「招待」という問題が追及された。
モラルの底が抜け、連日子供じみたヤジを飛ばす首相の体たらくを見ると、猫たちの爪のアカを献上したくなる。


***


猫   椎名出

道玄坂を上がっていく途中に
少し古びれた時計屋がある
そこに五ひきほどの猫がおり
その中の一ぴきが
いつも通りゆく人々を
見つめている
禅僧のように
落ちついて優雅に
焦ることなく乱れることなく
心の平静をたもち
毎日毎日
通りゆく人々を
見つめている
今日も一ぴきの猫が
暗黙の批判をくり返している


*村田正夫編『現代動物詩集』は1992年、潮流出版社発行

◆くだんの竹林のネコ、政権に愛想をつかした一賢猫というところか。
しかしながら耳だけはちゃんとそばだてているような。



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