もう一つの3・11[2026年03月11日(Wed)]
◆15年目の3・11がやって来る。
この日付は狭山事件の石川一雄さんの命日でもある。
ルポライター鎌田慧氏のコラムで知った。
昨2025年、再審開始の扉を閉ざされたまま86年の生涯を終えたのだった(3月10日付け東京新聞〈本音のコラム〉狭山事件の再審開始を)。
◆折しもNHKのドラマ10『テミスの不確かな法廷』は、再審開始の重い扉を開ける裁判官たちの魂の訴えで最終回を迎えた。主演の松山ケンイチの演技に唸った。
再審や検察のあり方をめぐり司法改革が議論されているさなか、しかも3・11という、もう一つの特別な意味を持つことになった日付に照準を定めたようにドラマが放送されたことに、制作陣の気骨を感じた。



