「モンペ」恐れる教員、だと。[2025年12月03日(Wed)]
◆新聞の教育欄を見ていたら、脇見出しというのか、中段にあるやや小ぶりの活字で書いてある見出しに、横組みで「モンペ」恐れる教員と書いてあった。
戦時下の「報国○○婦人会」とかの話かと思ったら、さにあらず、最上段の大きな見出しには「校長と怒鳴り合い 子ども守りたいだけ」とある。
どうも学校と保護者をめぐる話のようだ。
本文読んでみると、くだんの脇見出しの下の段に説明にあたる文章が出ていた。
教員として働き始め、保護者との関係づくりは難しいと痛感した。「攻撃してくる人はみんなモンペ(モンスターペアレント)に見えてくる」と恐れる教員は少なくない。」
(朝日新聞朝刊2025/12/2)
モンスターペアレントなる言葉はすでに十数年使われてきたように思うが、「モンペ」と縮まっているとは知らなかった。モンペに割烹着の出で立ちにシャモジを担いで現れそうなイメージだが。
◆費用対効果をコスパ(コスト・パフォーマンス)、時間対効果をタイパ(タイム・パフォーマンス)と略すのと同様、3文字に略すのは当節のはやりだろうけれど、ついでに検索していたら「スペパ」という語まで出てきた。スペース・パフォーマンス、つまりは空間対効果となる。要するに場所を取らない省スペースのことだという。
これも3文字。
若者が略語を弄ぶのはそれこそタイパ最重視の結果だろうけれど、長い新語が頭に定着しないのは年寄りに顕著な特性だから、略語はむしろジジババにこそ福音のはず。
カタカナの3文字略語を滑らかに連発したら痛快だろう。
そんなジジババが老若男女の尊敬の念を集めるかどうかは分からないけれど。



