• もっと見る
« まど・みちお「さかな」 | Main | シシユズ(獅子柚子) »
<< 2025年12月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
まど・みちお「さかなの からだ」[2025年11月06日(Thu)]

IMG_20251101_155717.jpg

***

◆◆前回の「さかな」に続けて、もう一篇さかなの詩を――


さかなの からだ   まど・みちお


さかなの からだは
なんで みんな
目のかたち してるのだろう

ほんとの目だけでは たりないので
からだの目と
りょうほうで
みはっているのかしら

うみが よごれないように
すみから すみまで……


  伊藤英治・編『まど・みちお全詩集』(理論社、1994年)より


◆言われてみれば、幼年期、図画で魚を描く時に、二つの弧を上下対称に描いて形をこしらえていたように思う。何匹も登場させる時には一筆書きの要領でいくつも描いていた。
鮟鱇とか太刀魚をあえて描こうとする子どもはまずいないし、誰もが「目」の形を魚として描いていたのだろう。秋刀魚だって、切れ長の目、ということになる。

その目が見つめているのは、海のよごれだけではあるまい。
そう思えば、昨今の秋刀魚の高騰を恨むなどもってのほか、三拝九拝おろがみおろがみ崇めたてまつらねばならない。




この記事のURL
https://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/3586
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント
検索
検索語句
最新コメント
タグクラウド
プロフィール

岡本清弘さんの画像
https://blog.canpan.info/poepoesongs/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/poepoesongs/index2_0.xml