
米軍隊記念日のMLB迷彩柄キャップ[2025年05月18日(Sun)]
◆今日のMLBドジャースvsエンゼルス戦をTVで観ていたら、どの選手も迷彩柄の帽子をかぶっている。先日は母の日にちなんでどの選手もピンクのバットやソックスでプレイしていたが、今日は軍隊関係か、と思って調べたら、アームド・フォーシズ・デー(Armed Forces Day)だという。要するに軍隊記念日ということだ。例年5月の第3土曜日になっているそうだ。
ロサンゼルスの山火事で奮闘した消防士たちに敬意と感謝を表すイベントもあったのは理解できるが、人の生き死にに直接かかわる軍隊というもの(というより人の命を奪う行為が常につきまとう組織について)球界挙げて何らかの表現をとる、ということに違和感がある。
米軍は今も各地で殺傷を行っているのだから。
日本だって、つい80年前の今頃、沖縄で、大陸や南洋の各地で、敵や現地の人々を殺傷し、こちらも傷つき、やせさらばえて果てていった(その中に我々の父や伯父・叔父たちもいる)のだから。
そうして、再びそれを繰り返さぬ保障などどこにもないのだから。
◆そう思うので、迷彩柄は帽子であれ衣類であれ、ちょっとした小物であれ、買わないことにしている。
※ちなみにMLBの公式グッズを扱ったサイトには、今回の迷彩柄の野球帽、7,480円ナリで各球団マーク入りがズラリと並んでいた。商魂たくましいかぎりだが、通常のキャップより高そうだった。