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まど・みちお「うたを うたうとき」[2025年04月21日(Mon)]

DSCN3228.JPG
ドウダンツツジ。花の中に光を含んでほの白くかがやいているみたいだ。

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うたを うたうとき  まど・みちお


うたを うたう とき
わたしは からだを ぬぎます

からだを ぬいで
こころ ひとつに なります

こころ ひとつに なって
かるがる とんでいくのです

うたが いきたい ところへ
うたよりも はやく

そして
あとから たどりつく うたを
やさしく むかえて あげるのです


伊藤英治・編『まど・みちお全詩集』(理論社、1994年)より

◆J.S.バッハの教会カンタータ、復活祭第2日の今日は第66番「よろこべ、汝らの心」第6番「わがもとにとどまれ、はや夕べとなれば」を聴いた。

第6番の初演はライプツィヒ時代の1725年。ちょうど300年前のことだ。
生き生きとした演奏・合唱を聴いていると、上のまど・みちおの詩などがふさわしく思われてくる。




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