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那珂太郎「四月 ひらひら」[2024年04月11日(Thu)]

トキワマンサクが淡い黄色に咲きそろっていた。

マンサクX DSC_0390.jpg

すぐ隣接してベニバナトキワマンサクも。つい数日前には、葉っぱばかりだったのが、面目一新、鮮やかに花開いていた。

ベニバナトキワマンサクY DSC_0385.jpg

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那珂太郎「音の歳時記」より


四月 ひらひら  

かろやかにひらひら 白いノオトとフレアアがめくれる ひらひらひらひら 野こえ丘こえ蝶のまぼろしが飛ぶ ひらひら空(くう)の花びら桃いろのなみだが舞ひちる ひらひらひらひら 緩慢な風 はるの羽(は)


高橋順子 編著『日本の現代詩101』(新書館、2007年)より

◆十二の月それぞれにふさわしい音をめぐるイメージを綴った連作詩篇から「四月 ひらひら」。

詩人は目を閉じて花びらたちが風にゆれるのと同様、揺曳する時間に身を任せている――「蝶のまぼろし」と表現しているのはそのためだろう――「はる」そのものが蝶のように羽をふるわせ、そのかすかな「羽音」を全身で感じる。あふれ、舞うように散るいのちあるもののなみだ。



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