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谷川俊太郎(赤児の笑みが)[2023年11月26日(Sun)]

◆ガザでの死者1万4,800人以上、そのうち子どもたちの犠牲は6,000人にのぼるという(ガザ当局発表。11月23日時点)。

「殲滅」「根絶やし」ということばがイスラエル・ネタニヤフ首相の口から飛び出す。
たとえや脅しでなく文字通りの意図であることに戦慄する。

◆先週ガザから帰国した日赤の川瀬佐知子看護師が涙ながらに伝えたパレスチナ人同僚の言葉を改めてかみしめる。

「命の重さはみんな同じなのに、この世界はフェアにはできていない。自分たちに人権なんてない。私たちは本当にミゼラブルだ」。
【毎日新聞11/17記事】より
医療停止のガザ「本当に惨めだ」 帰国の日赤看護師、支援訴える
https://mainichi.jp/articles/20231117/k00/00m/030/318000c



********


(赤児の笑みが)  谷川俊太郎


赤児の
笑みが宇宙へ
開く

花の
秘密と
ひとつになって

ヒトに
ひそむ
知り得ぬ


死ねば
この星の
大地が
償うだろうか


14行詩集『虚空より』(新潮社、2021年)より


◆もろん、犯した悪を償うことは誰にも、大地によっても、できない。
だから、花のような〈赤児の笑み〉は、悪を未然にとどめて置くために、大人たちに向けて開かれている。






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