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ガザから≪毎朝、今日が最後の日だと感じています。≫[2023年11月11日(Sat)]

◆11月10日のBS-TBS【報道1930】から

BSTBS「報道1930」は、11月8日(日本時間)にガザ市を拠点とする女性ジャーナリスト、マハ・フセイニ氏から届いた4分37秒の音声メッセージを伝えた。
同氏は現在、ガザ地区中部に居るという。電力事情の劣悪な中、音声のみのレポートだ。


≪最後にパンを見つけて食べたのは1週間前、夜明けに早起きした時です。3キロほど歩いて1袋のパンを手に入れるまで3時間ほど長い行列に並んで待ちました。
その中には数個のパンが並んで入っていただけで、今避難所で一緒に暮らしている家族全員には足りませんでした。≫


(そのパン屋も燃料がなくなりパン製造も不可能になって閉鎖された)

≪私たちが今持っている唯一の食べ物は缶詰です。調理用のガスさえも底をつきました。
今は薪で火をおこし、とても質素な食事を作っています。市場に行っても棚は空っぽで何も買えません。
食べられるものは何もありません。≫


(侵攻直後に彼女が懸念していた通り、水・食料の欠乏と停電が住民に襲いかかっている状態。
北部から53万人が避難した南部も、フセイニ氏によれば、避難先の建物は頭上から完全に倒壊、知人の多くが瓦礫の下になっている。乏しい機材で負傷者救出に追われ、死者は瓦礫の下に放置されたままだという。)

≪夜も眠れません。ほんの数時間途切れ途切れに眠り、爆撃音で目を覚ますのです。
毎朝、今日が最後の日だと感じています。

私たちが今日考えることが出来るのは、死についてだけです。なぜなら私たちが聞いたり読んだりするのは、最愛の人、家族、友人、同僚、さらには国際機関で働く人たち、メディア関係者、ジャーナリストなどが殺されることばかりだからです
イスラエルは「すべてのパレスチナ人がターゲットだ」という政策をとっているのだとすら感じます。≫


解説の堤伸輔氏によれば、ある調査ではガザ地区のジャーナリストの死者は34〜50人にのぼるという。

◆同番組中、10日からと告知された4時間の”戦闘停止”で、この日、北部から5万人の人々が南部を目指して避難したという一報があった。
とはいえ、フセイニ氏が伝えるように、向かう南部に待ち受けているものも希望からは遙かに遠いと言うほかない。


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