
一寸先は分からない[2023年06月27日(Tue)]

ラベンダーの仲間らしい。
放射状に伸びた花穂の勢いが小気味よい。
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◆モスクワまで200km付近まで兵を進めていたというワグネル軍の反乱、一転して収束に向かった由。
だがプーチンから「裏切り」と断ぜられたプリゴジンの所在は不明とのこと。
いかにこれまで太い紐帯で結ばれていた仲とはいえ、メンツを失わせた当人をお咎めなしで済ますわけには行かないのだし、これ以上発言も行動もできない状態に押し込めるほかはない。
かつて鉄のカーテンの向こうで彼の国が犯した数々の蛮行を想起してしまうが、さて。
◆BBCの報じ方などと比べても、日本のメディアの取材力の貧弱さはTV、新聞いずれも目を覆うばかり。米英優先の外交でやってきた日本政府と相似形の態勢なのだろう。
ある意味では、明治のころよりひどいかも知れない。
メディアがこんな状態で、平和主義を捨て、NATOにまで深く関わっていこうとする現政権の危険な道行きを押しとどめる報道ができるのか。
危うい。