
ワグネル「反乱」とロシアの向かう先[2023年06月25日(Sun)]
◆ワグネルの創設者と言うプリゴージンは、かねてロシア政府高官及びロシア軍に対して烈しい批判をぶつけてきたが、ここに至ってワグネル軍拠点がとロシア軍の攻撃を受けたと伝えられている。
プリゴージンの「報復宣言」は反乱の呼びかけだとして、プーチンは「裏切り」だとみなして撥ねつける構えだ。
ワグネルの動きが、ロシア国内の反政府勢力を結集して内乱状態に発展し、混迷に至るのか、全く分からないが、はっきりしているのは、若きらの血が空しく流され、事態の収束は、さらに遠のくということだ。
迷走の果てにプーチン帝国の瓦解が待つのか、あるいは別の支配者のもと、さらにおぞましい事態に向かうのか。
◆海を隔てたお隣の国の行く末のことだ。
NHKーBS1など、MLBの再放送でお茶を濁している場合ではないだろう。