
世界難民の日[2023年06月20日(Tue)]
◆6月20日は「世界難民の日」である。
東京新聞の特集記事が目を引く。
◆いま現に私たちの国にいる難民に寄り添う日本人たちが紹介されている。
支援の手を差しのべるだけでなく、その輪を広げるために、難民の人たちを迎えた企画展や映画などで多くの人に知ってもらう努力を続けている人たちが少なからずいる。
◆入管法改悪という困難を乗り越え、真に開かれた社会に作り直すこと、それは現在と未来の日本人自身にとっても生きやすい社会を作っていくことである。
生きづらさは個人のせいでなく、《今現在の政治や社会の不作為+知らぬことからくるある種の恐れ+理由なき優越感に基づく憎悪+生命の危機に対する信じがたいほどの鈍感さ》がもたらしている。
◆ミャンマー、クルド人……さまざまな文化的背景を持つ人々が誇りをもって生きられる国には、世界中から人が集まってくるはず。
同時に、そういう国は、日本の老若男女の誰にとっても、ホッと息をつける包摂的な社会だ。
そうした成熟した社会の一員でありたいと願う。
【6月20日東京新聞〈こちら特報部〉記事】
★20日は「世界難民の日」 改正入管難民法成立、冷たい日本の実態 クルド人認定は世界5万人:日本1人
⇒https://www.tokyo-np.co.jp/article/257713