
白川昌生『円環する大地』[2023年01月05日(Thu)]
◆先日、恵比寿の写真美術館の横を歩いていたら線路の向こうに大きな鉄のオブジェが見えた。
厚生中央病院の前に置いてある。
すぐそこ、という感じなのに、間の電柱や線路が邪魔してカメラのフレームにうまく収まらず、近づかないことにはどうしようもない。
三田橋というのを渡り切り、橋の横を半分引き返す形でようやく前に立つことができた。
環と円錐を組み合わせた、動きの感じられる作品である。
地べたに置かれたサークルは直径4〜5メートルもあるだろうか。
正面、さらに右からの姿は――
右後方からだと――
環の先、赤煉瓦の向こうに写真美術館や恵比寿ガーデンプレイスのタワーなどが見える。
作品の説明板など見当たらぬので帰宅後に検索してみたところ、白川昌生(よしお)という方の『円環する大地』という作品だと判った(1992年)。
1948年生まれ。
下のサイトを見ると、さまざまな材料で制作する人のようで、鉄を用いた作品は珍しいかもしれない。
⇒http://rinartassociation.com/artist/630