
箱根駅伝二日目第8区[2023年01月03日(Tue)]
◆箱根駅伝の二日目、復路を観戦した。
例年は影取あたりで見るのだが、今回は遊行寺坂上に移動してカメラを構えた。
帰路の第8区、平塚からの十数キロ、平坦な道を走って来たのが、戸塚中継所を目前にして迎える難所の坂である。
◆復路も先頭は駒沢大がリードした。
懸命に追う中央大。一時はその差40秒ほどに詰め寄ったと実況は伝えていた。
◆応援自粛要請はなくなり、人出は旧に復した。ただし、応援は拍手のみ。
大学名を記したノボリや手作り横断幕などを掲げたファンの姿も見かけない。
老いも若きもスマホを掲げ、動画を撮る人たちが多い。
スチル写真を撮る人は今や少数派だ。
こちらもスマホは持参したが、もっぱらラジオの実況放送を聞くためだ。
ネット経由の中波放送はすばらしく音がクリアに聞こえる。感心した。
NHKを含め3局ほどがラジオ中継していたけれど、TV中継もあるため独自色を出すのは難しそうだ。NHKラジオ第一などは選手情報も乏しい平板な伝え方で、ガッカリだった。
スポーツ感動物語を演出しようとする実況も心に響かない。
そうした中で、しっかり8区およびバトンを受けとる9区の全選手の名前をしっかり読み上げる文化放送のアナウンサーに好感が持てた。
◆終わって見れば駒沢大の完全優勝。これで三冠達成とか。大したものだ。