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まど・みちお「カバはこいよ」[2022年07月27日(Wed)]


カバはこいよ   まど・みちお
   ──読みたい人は下からもどうぞ

・いんことカバはこいよ
・だんしはカバもいかんな
・きびんなカバにいかせまい
・たかみのカバはむぎたべた
・かろく かおあらうのカバ
・だんなカバのマントがもれた
・むらに カバがきて いいのかな
・たしかなカバがかいたのです
・いかのるすにカバをみせたね
・ねたね うとうと めききのカバ
・よるでもカバ いるわいるわ
・ようようカバもらちあくかと
・カバはきて みずはるか
・しらかばやカバしなたかし


伊藤英治・編『まど・みちお全詩集』(理論社、1994年)より


*(タテ書きの詩を、ヨコ書きに表示しているので、詩題の次の行は「読みたい人はからもどうぞ」と書くべきところだ。)

◆暑すぎてか、蚊も蟬も少ない夏で、たまに遭遇しても元気がないようだ。
と思って上の詩を左からor右からたどっていると、「カ」も「セミ」も中に身を潜めていた。

「カ」はウンカのごとくちりばめてあるのがすぐ目に付くけれど、「セミ」は一匹だけ。
寝たフリをしてるので、鳴き声は聞こえない。
よろしければ探してみてください。




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