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クァジーモド「柳の枝に」[2022年05月13日(Fri)]


柳の枝に  クァジーモド
           河島英昭・訳


わたしたちにどうして歌えたであろうか、
心は異国の足に踏みつけられ
広場には打ち棄てられた死体があふれ
冷たく凝(こご)った草、子供たちは
仔羊のごとく泣き叫び、電柱に
(はりつけ)にされた息子に会いに
出かけては泣く黒ぐろとした母の嗚咽(おえつ)
柳の枝には、供物(くもつ)にと、
わたしたちの七絃琴も懸けられていた、
そして悲しい風に揺れていた。



◆昨日の「一九四四年一月十九日」と同じく大戦期の作品を収めた第二詩集『来る日も来る日も』の中の一篇。
こうした情景も、現在ウクライナで進行中の戦禍と重なる。

映像が伝える子どもたちの、固く凍りついたような表情、あらぬ方向に向けられた視線、いずれもが、彼らを襲った恐怖の深刻さを物語る。



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