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福永武彦の子守唄「眠れ眠れ輪の中で」[2022年01月13日(Thu)]


(眠れ眠れ輪の中で)  福永武彦


眠れ眠れ輪の中で
金の小蜂野をめぐり
風は軽く草をゆり
草に花は開くまで

眠れ眠れ輪の中で
時の鐘は塔に鳴り
響を蒔く風ばかり
花に倦んで消えるまで

眠れ眠れ輪の中で
花の精の子供たち
夢の中に時は経ち
不思議の實は實るまで

眠れ眠れ輪の中で……


『福永武彦詩集』(岩波書店、1984年)の〈拾遺詩篇〉より


◆朝日新聞に池澤夏樹が父方の大伯父にあたる秋吉利雄の伝記『また会う日まで』を連載中で、現在は敗戦直後を描く。当時帯広にいた父・福永武彦も登場する。夏樹は生まれたばかり。敗戦直後の困難な日々にあって、父が我が子のためにこうした子守唄を口ずさみながらあやしてやる、ということもあったであろうか。

◆各節の音数を揃えて歌いやすくなっており、ロンドのように詞が繰り出されていくのだが、さてこれに曲を付けた人はいないのだろうか?


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