CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« ナ・テジュ「祈り」 | Main | ナ・テジュ「訪れたことのない街角」 »
<< 2022年01月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
ナ・テジュ「葉っぱになるために」[2021年11月30日(Tue)]

◆ナ・テジュの詩は、言葉遣いはあくまでシンプル、そうしてそこに澄んだ真実が宿る。



葉っぱになるために  ナ・テジュ
   
                   黒河星子・訳

草の葉の上に
ぼくの身をあずけてみた

ゆらり、
(たわ)んだ葉

草の葉の上に
ぼくのかなしみを乗っけてみる

ゆらり、
より深く撓んでいく葉

今日はぼくの体重より
かなしみのほうが 重いみたいだ



ナ・テジュ(黒河星子・訳)『花を見るように君を見る』(かんき出版、2020年)より


◆草の葉に乗っかった露のひとしずくほどに身を縮めてみる。
次いで、「かなしみ」をも、ひとしずくに凝集させて葉の上に乗せる。
そうしたら、僕の体重より「かなしみ」のほうが重いみたいだ、という。

それもそのはず。
この身は今現在、ここに在る限りの重さだが、「かなしみ」の方は幾十年の時の滴りとして在るからだ。





この記事のURL
https://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/2150
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント
検索
検索語句
最新コメント
マキシミリアナ・マリア・コルベ
コルベ神父のこと その2 (06/23)
タグクラウド
プロフィール

岡本清弘さんの画像
https://blog.canpan.info/poepoesongs/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/poepoesongs/index2_0.xml