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アフガニスタン、カブールの悲劇[2021年08月27日(Fri)]

◆アフガニスタン、カブール空港でのISによるという自爆テロ。待避する人々の混乱の只中で起きた凄惨な事件だ。死者は110名に及ぶという。米兵、タリバン兵双方にも甚大な犠牲が出た。

◆在留邦人等の待避予定者は500人ほどと見られていたが、カブール空港に辿り着くことが出来ず、辛うじて現地在住で共同通信の通信員を務めていた日本人1名が空自機で隣国パキスタンのイスラマバードに待避したという(共同通信記事8月27日23:07配信)。

その他の人々はどうなったのか続報が待たれるが、少なくとも邦人および国外退避を希望する関係者を自衛隊機で移送するミッションは成功したと言える状況ではない。

◆8月15日のタリバンによる首都カブール制圧&日本大使館閉館から23日に首相官邸で国家安全保障会議(NSC)が開かれて自衛隊派遣を正式決定するまで8日間あった。
この時点で初動の遅れがあったことは確かだろう。
スペイン、オースラリア、英、仏など(実態はともかく)「待避完了」を公言しうる諸外国との違いが際立つ。

ここから先も、少なからず発生する難民への対応、国内の避難民の今後、難題ばかりだ。
国際社会として、この国を引っ掻き回しただけで再び見捨てるのだろうか。極東の一小国の民草の一人として無力を痛感する。



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