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”制御不能な災害レベルの非常事態”[2021年08月12日(Thu)]

◆全国の新型コロナ感染者数がまた更新された今日12日、東京都の重症者(都基準による)は218名を数え、自宅療養者は2万726人に達した。1万人を越えた7月31日から2週間も経たないのに倍増である。

東京都のモニタリング会議では、これまで控えめに懸念として表明されてきた危機が、いよいよ現実のものとなったことを告げる発言が続いた、

●「制御不能な状況で災害レベルの非常事態だ」(大曲貴夫・国際感染症センター長)
●医療提供体制は「救急や手術なども含めて深刻な機能不全に陥っている」(猪口正孝・東京都医師会副会長)

大曲氏のコメントには「「もはや災害時と同様に自分の身は自分で守るための行動が必要だ」との表現まであった。

敗亡明らかであるにもかかわらず突撃敢行を言い渡された戦闘員の気分にさせられる。

すでに罹ってしまった人間はどうしたらいいのか?
絶望しかないではないか。

◆神奈川県もコロナにより亡くなった人は1000人を超え、重症者は182人、重症者用ベッドの使用率は97%で、ほぼ満杯だ。県の医療危機対策のトップ阿南英明医師も、「災害級の患者発生状況」として医療体制崩壊を認めた。

◆政府分科会の尾身茂会長は今日、「救える命が救えなくなる危機的状況」と述べ、分科会としての提言を公表したが、説得力に欠ける。

政府の対策も国民への切実な訴えも聞こえてこない。
なすすべないまま責任回避の沈黙に逃げ込んでいると見える。

◆パラリンピックについてもズルズル実施に向かっている中、来日した関係者にすでに陽性者が出ている。

オリンピック強行後であるためか、それともパラリンピックであることに声を揚げにくいためか、中止を!という声が今回は弱い印象だ。
だが、「制御不能の災害状況」のもとで大規模なイベントを打つのはやっぱり正気の沙汰ではない。

二つのイベントの影響が露わになるのはもう少し先だし、直接の因果関係を証明するのは難しいとタカをくくっているのなら、それは心得違いというしかない。
「救える命を救えない」事態を容認できる人が居るとすれば、さてそれはどこの誰なのか?


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