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長崎平和宣言と小崎登明修道士[2021年08月10日(Tue)]


◆9日の長崎平和宣言を田上富久・長崎市長は、故・小崎登明修道士について語ることから始めた。

今年、一人のカトリック修道士が亡くなりました。「アウシュビッツの聖者」と呼ばれたコルベ神父を生涯慕い続けた小崎登明さん。93歳でその生涯を終える直前まで被爆体験を語り続けた彼は、手記にこう書き残しました。

世界の各国が、こぞって、核兵器を完全に『廃絶』しなければ、地球に平和は来ない。
核兵器は、普通のバクダンでは無いのだ。放射能が持つ恐怖は、体験した者でなければ分からない。このバクダンで、沢山の人が、親が、子が、愛する人が殺されたのだ。
このバクダンを二度と、繰り返させないためには、『ダメだ、ダメだ』と言い続ける。
核廃絶を叫び続ける。
原爆の地獄を生き延びた私たちは、核兵器の無い平和を確認してから、死にたい。




◆小崎登明(おざきとうめい 本名・田川幸一さん。1928.3.1-2021.4.15)が被爆し、母を喪ったのは17歳。ガレキの下で助けを求める少年を見捨てた体験を心に抱えて修道院に入り、出会ったのがコルベ神父(1894-1941)の生涯だった。

◆聖コルベ記念館の館長をつとめた小崎さんの高校生たちに語りかける姿が「長崎原爆 百人の証言」に残されている。

気取らないことばで、若い世代に熱く語りかける小崎さんの言葉を書き留めておきたい。

私たちは、コルベ神父のように命までも捧げるのは、理想だけれども、難しい。
だけど、、弱い人、病める人に、大丈夫か、と声をかけてあげて、手を差し出してあげること、これはできます。
そういう風に、弱い人、病める人たちに手をさしのべてあげ、助けてあげて、許してあげて、支えてあげる、それが一番の平和のもとなんだよな。
それを、みなさん、心して、少しでもいいから実行していただきたいと思います。


ビデオ〈小崎登明 長崎の修道士〉
http://www.seibonokishi-sha.or.jp/toma/video.htm

***

【拙ブログの関連記事】

コルベ神父のこと その2[2016年1月15日]
https://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/241
*コルベ神父の身代わりによって生き延びることを得たフランチシェク・ガヨヴィニチェク氏をポーランドに訪ねた折の写真を転載。
ガヨヴィニチェク氏(1901.11.15-1995.3.13)もまた、93年の生涯をコルベ神父について語り伝えることで全うした。不思議な一致に驚く。


生き残ること――コルベ神父[2016年1月11日]
https://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/240

コルベ神父 その3 ナチスのメディアコントロール[2016年1月17日]
https://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/242



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