カンカラ三線演歌師・岡大介「湘南社」を歌う(1)[2020年10月20日(Tue)]
2020年 第6回「湘南社」民権講座
カンカラ三線・演歌師 岡大介
”現代の自由民権を歌う”
2020年10月31日(土)14〜15時
会場:雨岳文庫(山口家住宅:国登録有形文化財)
伊勢原市上粕屋862-1 0463-95-0002(山口方)
参加費:1000円
*コロナ対策のため定員30名で、申し込み締め切りが10/15となっていました。締め切りを過ぎてからのお知らせとなり、恐縮です。
★ただし、今回の公演は収録され、追って公開する予定があるとのことですので、詳細が分かり次第続報としてアップします。
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◆神奈川における自由民権運動をリードした結社・「湘南社」の歴史を掘り起こしてきた伊勢原の雨岳文庫および雨岳文庫を活用する会が、第6回民権講座を開く。
会場は神奈川の民権家たちが実際に集って学び合い議論を闘わした山口家住宅。
今回はカンカラ三線の演歌師として知られる岡大介(おかたいすけ)さんを迎える。
岡さんは添田啞蟬坊(そえだあぜんぼう)・添田知道(ともみち)父子の作品を今に歌い継いでいる。
政治と世情を諷刺し笑いで肩の力をゆるめてくれる演歌師だ。
添田啞蟬坊(1872-1944)は大磯の人で、民権講座の最初は「湘南社」の拠点・大磯をスタートとしたから、岡大介さんの今回の登場は待望のものと言って良い。
「ウィルス戦線異状あり」(元は啞蟬坊の「生活戦線異状あり」)や「ウィルス復興節」(元は知道の「復興節」)など、コロナ禍も早速取りこんだ新作をお披露目したばかりの演歌師・岡大介。その歌声は、民権と演歌の歴史を明治・大正から現代までまっすぐにつないで、明日へと踏み出す私たちの足を軽やかにしてくれることだろう。
”現代の自由民権を歌う”というタイトルにふさわしく、今回は、何と「湘南社ソング」という新作が本邦初演となる予定だ。
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