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水平線がある[2020年10月17日(Sat)]


水平線  小泉周二

水平線がある
一直線にある
ゆれているはずなのに
一直線にある

水平線がある
はっきりとある
空とはちがうぞと
はっきりとある

水平線がある
どこまでもある
ほんとうの強さみたいに
どこまでもある


*現代児童文学詩人文庫『小泉周二詩集』(いしずえ、2004年)

◆海がゆれている以上に、海を見ている私自身が揺れて苦しんでいる(詩の中に「私」という言葉は全く使っていないのだが)。
それだから「ほんとうの強さ」を持ちたいと願っているのだ。

海に対する人は、我が足もとばかり見ていた目を、はるか遠くに向かわせる。
海に向かえば、全く、そうするほかないではないか。

そうして、画然と空と海とを分かつ一本の線を、わが心にもギリリと引くほかないではないか。


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