依怙地にアベノマスク配り続けるんだと[2020年07月27日(Mon)]
◆アガサンパスの実
3週間ほどまえに花の盛りを紹介したアガサンパス、緑のさやがふくらんで来た。
指で挟んでみるとさやは結構固く、薄緑の柔らかな色が与える印象からすれば意外だった。
*今月初めの同地点で撮った花の写真は下から
⇒https://blog.canpan.info/poepoesongs/archive/1633
この先、どんな変化を見せてくれるのか。
植物も虫たちも生き物は、例外なく次の世代のために準備怠りないことを目の当たりにする。
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アベノマスク追加発注!!
次世代どころか明日のことすら放棄した政府
◆今日の朝日新聞(電子版)に次の記事を見て仰天した。
【7/27朝日デジタル】
布マスク、今後さらに8千万枚を配布 不要論でも発注済
⇒https://digital.asahi.com/articles/ASN7W5SR4N7NUUPI007.html?pn=6
最大の愚策として末代までも語りぐさとなりそうなアベノマスク、全戸向けへの配布が6月20日にようやく完了した後の6月22日、さらに5800万枚分を伊藤忠商事など9業者に発注していたというのだ。介護施設や保育所などに向けたものの配布が終わっていないということのようだ。
当初約466億円としていた費用もとうに500億円を超えている。
◆世論調査では8割余の人々が「役に立たなかった」と答えている(全戸配布が終わった6月下旬時点の朝日新聞調査)。
計画発表段階から悪評ばかり「嘖々(さくさく)」だった布マスク配布に、今も依怙地なまでにこだわるのは奇観としか言いようがない。
今やアベノマスクは無能政権のシンボルと化した。それでも撤退することができない。
深い泥沼に政権が首まで浸かってしまったことを物語ると言えよう。
だが、もはや「要らない」マスクというより、この先も無駄な支出を続ける結果、医療・介護・保育など必要な所への支援がますます遠のくということだ。とりわけ逼迫している医療現場は深刻だ。
◆朝日の記事が示す数字をもとに、6月22日に発注した分の費用を試みに単純計算してみたら、91億円余りである。
どうしてこのムダを止めることができないのか?
――発注先およびそれぬ群がる有象無象をもうけさせてやれなくなるから、と考えるのが自然だ。
ではなぜ彼らをもうけさせる必要があるのか?
――このさき献金その他で自分たちに還流させねばならないからだ。
ここまでのアベ政権のふるまいから、ほかに思いつかない。
◆かくして国民一統は操舵する人間もいないまま幽霊船ごと万丈の滝を落ちてゆく危機に瀕している。