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「消しゴム」に遠く及ばない人々[2020年05月12日(Tue)]

DSCN3294ベニバナウツギ.JPG
ベニバナウツギ。
白いウツギとは花の形も全く異なる。類縁はよく分からない。

*******


けしゴム  まど・みちお


自分が 書きちがえたのでもないが
いそいそと けす

自分が書いた ウソでもないが
いそいそと けす

自分がよごした よごれでもないが
いそいそと けす

そして けすたびに
けっきょく 自分がちびていって
きえて なくなってしまう
いそいそと いそいそと

正しいと 思ったことだけを
ほんとうと 思ったことだけを
美しいと 思ったことだけを

自分のかわりのように のこしておいて


『うちゅうの目』(FOIL、2010年)より

◆少し前の、といっても7年前、2013年11月のスクラップを整理していたら、特定秘密保護法をめぐる国会の記事がまとまって出てきた。
その法案の担当大臣は、と見たら、何と森雅子氏。
現在は検察庁法改悪によってアベ首相の不始末の尻ぬぐいをすべく、またまた駆り出されている。
一度汚れ仕事を引き受けて重宝だったことからの再登板ということだろう。
しばしば答弁に窮することも同じだ。ただし、今回の検察庁法改悪の方が首相の私的利益を守るためであることがあからさまで、説明にならない答弁を繰り返すしか能の無い大臣を引き受けている。

強いられて、とは言えない。2度まで同様の役をこなそうとするからには、政権のために疑惑の数々を不起訴にしてきた黒川氏同様の見返りを期待していること以外に理由はあるまい。

そうした生き方は消しゴムにも及ばない。
詩の「消しゴム」はわが身の代わりに「正しいこと・ほんとうのこと・美しいもの」をあとに遺すのに対して、森法相が残すのは、不正と虚偽による法秩序破壊の爪痕でしかないからだ。



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