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一斉に色とりどりの蝶が[2020年03月30日(Mon)]

DSCN2972ルリシジミ?.JPG
ルリシジミという蝶のようだが、どうだろう?
羽のウラは白っぽいように見えた。雪の降る前日(つまりおととい)、ぽかぽか陽気に黄色やオレンジ、白に黄色ととりどりの蝶たちが一斉にさざめくようであった日。

*******


竪琴  池井昌樹

せかいはふしぎにみちている
なにしろうたがあるからね
なにしろそらがあるからね
そらのしたにはうみがあり
うみのほとりにひとがすみ
ながらくくらしてきたからね

せかいはふしぎにみちている
なにしろうたがあるからね
うたいつづけてきたそらが
うたいつづけてきたうみが
うたいつづけてきたひとが
ながらくともにあるからね

せかいはふしぎにみちている
ふしぎにみちたそのどこか
うたうたわせてきたものが
そらでなく
うみでなく
ひとでなく
いまもまだ

みえない竪琴(リラ)
つまびくゆびが


思潮社『現代詩手帖』2019年1月号より

◆「竪琴(リラ)」は見えないのにそれを「つまびくゆび」は見える。ただし、それは自分が――自分という不確かなものが――世界から消える時にだけ宙にありありと見えてくるもののようだ。
しかもその指の主の全体を見通すことはいつも叶わない。
そうして、「つまびくゆび」が見えない時だって、そのリラの音は必ず聞こえている。
それが本当か、本当でないか、疑う必要はさらさらない。
なぜといって、自分が世界から消える時はたまにしかないけれど、リラの音はいつだって聞こえているからさ。




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