痛みを感じても、なお愛しなさい [2011年07月31日(Sun)]
下川の自然農園では、雑草と農作物を共生させています。 もちろん、まったく無介入というわけではななくて、草取りは時々やっています。それでも、雑草を皆無にすることは決して目指してはいないのです。 まあ、雑草はあってもいいなあと感じているのですが、そして、そういう自然な環境の中で様々な生き物が大切な働きをしていると思うのですが、この前はなぜか異常に小さな虫がたくさん飛んでいて、気付いたらぼくの顔が無残に腫れ上がっていました。 ああ、北海道上川地域市民活動振興協会のブログに「痛みを感じても、なお愛しなさい」というマザー=テレサの言葉を最近紹介したばかりなのに、ぼくは少しばかりの痛みのために、この虫たちに対してかすかな憎悪の気持ちをさえ抱いてしまいました。 なんと自己中心的であったのかと後で反省したのですけれど、虫さんたちの立場から見ればぼくの方が非道な侵略者であり、凶悪な環境破壊者だったんですよね。 |