【「祭の馬」3.11下川上映会についてF】 [2020年02月07日(Fri)]
「祭の馬」3.11下川上映会の趣旨についての続きです。
中村哲さんが言う「自然と人間との和解」とは、「自然と人間との関係を根底から問い直す」「大地を離れた人為の業に欺かれず、与えられた恵みを見出す」(これらも、中村哲さんの言葉です)ことです。 「3.11」がぼくたちに示した教訓は、決して「原子力の危険性」ということだけではなく、「この文明のあり方を、今、根本から見直すべきだ」ということだと思います。政治とか経済とか、人間だけの視点ではなく、自然を含めたもっと大きな視点からこの問題を見つめ、それを乗り越えていく方策を考えていくべきだと思うのです。 そこで・・・ (つづく) |