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2007年07月25日

ブランド

最近は、死語になっていると思うが、嘗ては「舶来」「舶来品」と言う言葉が良く使われた。「舶来品」ですよ、と云うのは優れ物、高級品で高価なものですよと言う意味が込められていた。ランドセル

しかし、今や輸入品は溢れ、殆どの外国品が容易に買える時代、この言葉は使われなくなって当然とも言える。最近はそれに代わって、「日本製」「国内産」の表示が目立つ。わざわざ日本製と云わなくても良いような物までに・・・ 残留農薬が問題となった農作物にこれが特に目立つ。産地も立派なブランドである。フアッションや装飾品ばかりでなく、最近は国内の果物、魚、野菜にブランド名を付けることが増えている。ブランド名を付けることは、品質を維持し、人気が落ちないよう常に管理している筈で、価格維持だけのの目的や、必要以上の手間暇を掛けたものでなければ一般的には悪い事ではない。しかし、made in Japan が立派なブランドになったのだろうか 。家

日本人はブランドに弱いと言われている。日本人は一度信頼すると、簡単には離れない。それを狙って外国のブランドがぞくぞく日本に来ている。しかし、最近は好みが多様化し、ブランド名だけで人気を維持することは容易ではない。最近、日本で信頼していた会社が実は裏で・・・・と言うことが多発していることは困ったことである。女の子

法律で決まっていて仕方ないことであるが、生産地表示で困ることもある。最近の工業製品の殆どと言ってよいほど多くの物に、made in china とか、made in malaysia などと表示されている。日本に観光に来たその国の人はおみやげを買いたいと思っても、その表示を見て、買うのを止めてしまう。そのメーカーは、現地で生産しているが現地では製品を売っていない、日本でしか買えないのに、と嘆いている。サボテン

物事は、ラベルだけで判断してはいけないと言うのは簡単だが、何をもって判断するのか難しい時代である。やはり昔からのブランドに頼るより仕方ないのか・・・山
posted by pia NPO at 13:45| SAさんのコ・ラ・ム