
日本出身の4人の先生がノーベル賞を受賞する喜ばしいことがあったが、その一人、化学賞の下村先生は、自然を愛し、自然を見つめることで新しい発見があったと言う意味のことを述べておられた。しかし、今や人類は、多くの新しいことを発見し、作り出して便利さと快適な生活を送れるよう多くの貢献をしてきたが、一方で、自然を汚染し、破壊してきて将来この地球に住めなくなるのではとの心配さえ出てきている。今、生きている人にはすぐに影響は及ばないかも知れないが真剣に考える時が来ている。

このような状況になって、個人でも何とかしなければと、微力でも努力している人も多くなりつつある。環境は今や重要なキーワードである。
先日、知り合いの若い農家の人に農薬を全く使わずお米を生産するため、独自で研究、考案して、8年も掛かって何とか採算に乗りそうなものが出来た過程の苦労話を聞いた。


まだ、これからの苦労が続くだろうが、がんばってもらいたい。都会に住む我々も、関心を持ってその苦労を知る必要がある。今年の選ばれた漢字は「変」であり、次期アメリカ大統領オバマ氏は、「change」を掲げて当選した。今や、凡てについて「change」する時が来ている。

【SAさんのコ・ラ・ムの最新記事】