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2024年10月24日

PHWS 2024を開催します!

公衆衛生ウインターセミナー(Public Health Winter Seminar、略称:PHWS)は、社会医学系専攻医のためのセミナーとして、2022年より始まり今年は3回目となります。


保健所やその他の立場で専攻医として日々がんばっておられる皆様、全国の仲間たちとオンラインで交流しませんか?今年は下記のようにグループワークをじっくりできるプログラムとしていますのでぜひご参加ください。



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今年のテーマは「仲間と考えるニューノーマル時代の公衆衛生」として、参加者同士、この時代に必要とされる公衆衛生、について話しあえるよう工夫しました。まずは2名の所長からレクチャーいただき、グループワークの後、さらに2名の先生からミニレクチャーをいただく予定です。


【2つのレクチャー 60分】

・専攻医を経て所長となられ活躍中の名古屋市西保健センター 田邊所長

 「公衆衛生「医師」って何?」

全国保健所長会の公衆衛生医師の確保と育成に関する委員会の委員長であり、

 積極的に公衆衛生医師について発信されている 香川県 横山所長

「公衆衛生医師の強みと価値」

(グループワーク 50分)


【2つのミニレクチャー 40分】

・枚方市保健所 白井所長「行政とアカデミアの連携」

・国立保健医療科学院 曽根院長「専攻医のみなさんへのメッセージ」

セミナー後にはオンライン懇親会(途中退出可能)も予定しております!


【イベント詳細】

日時 20241214日(土)13時〜16時(16時〜17時はオンライン懇親会、参加自由)

開催方法 オンライン(zoom

人数 先着40

申込〆切 1123日(土)

申込方法 申込用Googleフォーム

参考情報

今年のPHWS2024をYoutubeで知ろう!

昨年のPHWS2023のブログ記事

全国の専攻医の皆様と画面越しにお会いできるのを楽しみにしております!



(世田谷保健所 高橋千香、愛知県新城保健所 成田智晴)

posted by 公衆衛生医師の確保と育成に関する事業班 at 12:00 | TrackBack(0) | お知らせ

新興感染症患者の移送訓練を行いました

こんにちは。

茨城県筑西(ちくせい)保健所所属の服部です。

筑西保健所は日本百名山の一つである筑波山のふもとにあります。保健所から筑波山をきれいに眺めることができ、毎日癒されながらお仕事ができています。


今回は、管内の感染症指定医療機関と合同で行った新興感染症患者の移送訓練についてご紹介します。


保健所は感染症法第21条及び第47条に基づき、患者の移送を行う必要があります。新型コロナウイルス感染症の際にも感染者が発生すると、保健所職員が患者を病院へ移送していました。

今年度から管内にある医療機関が第二種感染症指定医療機関に指定され、医療機関側から、患者発生の一報を受けた場合の患者の受け渡しから院内への搬送する流れを確認したいとご相談があり、保健所と医療機関で合同の移送訓練を行うことになりました。


当日のシナリオは、新興感染症が海外で流行し始め、日本でも都市部を中心に患者が増加し、ついに管内にも感染者が発生したという想定の下、保健所職員が患者発生の第一報を管内の診療所より受け、感染症指定医療機関に患者を移送するという流れでした。

訓練前日に移送車を保有している保健所に赴き、移送車の操作のレクチャーを受けました。当日は、まずは所内にてアイソレーター(患者搬送用の密閉式カプセル)の組み立てを実施しました。実際にアイソレーターの中に職員に入ってもらったところ、アイソレーター内では体が固定され、内部が密閉空間になるためパニックになる可能性があるとの感想がありました。患者さんに対して不安を軽減させるために適切な声かけや説明を行う必要があることを実感しました。その後所内では、患者発生の一報を管内の診療所から受けた後の本庁疾病対策課、衛生研究所など関係機関との連絡訓練を行いました。

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 医療機関では、病院職員に対してタイベックススーツの着脱訓練を行っていました。声が聞きとりにくいのでホワイトボードを使う等の会話の工夫が必要、タイベックススーツには職種だけでなく名前もあったほうがよい等の実際に体験してみての意見が聞かれました。


所内訓練を終えたところで、保健所から実際に移送車を走らせ、医療機関での患者を受け渡し訓練を行いました。医療機関内では、患者の検査等を実施し、感染症病棟へ運ぶまでの流れも確認しました。天気はあいにくの雨でしたので患者役の方は大変でしたが、雨の場合の動線の確認なども行うことができました。

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最後の振り返りでは、外部と院内の電話連絡の方法の煩雑さが表面化し、机上では気づきにくいところの意見交換が活発に出きたので、実践訓練の必要性を実感することができました。「備えよ常に」の精神で訓練や顔のみえる関係づくりを日頃より行っていきたいと思いました。


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2024年10月08日

公衆衛生医師WEB合同相談会2024を開催しました♪

「公衆衛生医師WEB合同相談会(PHCC2024」921日に開催されました。
40
名の方から事前申込をいただき、当日は33名の方が参加されました。
保健所医師および厚生労働省医系技官から実際の働き方について紹介いただいた後、地域別に小グループに別れて参加者からの質問や相談に答えました。


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今年で5回目となる今回の合同相談会は、グループ分けを地域別のみとし、全体の時間を短縮しました。参加者のニーズに応えられるか不安もありましたが、事後アンケートにおける満足度は平均8.7点(10点満点、回答数26)と高評価をいただきました。
参加された皆様のおかげでよい時間にすることが出来ました。
本当にありがとうございました!


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また、今回都合で参加できなかった方については個別相談も受け付けております。ページ上段にもある「こちらのフォーム」からご連絡ください。
こちらもお待ちしております!


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2024年10月03日

【全国】現役公衆衛生医師によるWeb個別相談を随時受付中!

 当事業班では、全国の医学生・医師を対象として、現役公衆衛生医師によるWeb個別相談を随時受け付けております。入職・転職相談や疑問など何でもご相談ください。
 Web相談の申込はこちらからお願いします。

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<Web相談までの流れ>
@申込フォームに記入し申込む
A事業班担当から日程調整の連絡メールが入る
BWeb相談の日程調整を行う
CWeb相談を実施する際のID等が送付される
DWeb相談の実施

<事務局>
令和6年度 地域保健総合推進事業 
公衆衛生医師の確保と育成に関する調査および実践事業 
分担事業者 宗陽子(長崎県県央保健所)
ブログ&相談チーム 松澤知(新潟県福祉保健部)
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