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2022年09月24日

【イベント終了】第81回日本公衆衛生学会総会自由集会「公衆衛生医師の集い」のご紹介

イベントは終了いたしました。ご来場いただいた公衆衛生医師の皆様、本当にありがとうございます。本イベントは来年以降も(おそらく)続きますので、これから公衆衛生医師を志している皆様も、こんどは「仲間」として参加していただくのを是非!お待ちしております!!

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東京はやっと残暑から秋らしい気候になってきました。皆様、いかがおすごしでしょうか。

本日は、10月7日から山梨県甲府市で開催される「第81回日本公衆衛生学会総会」での「公衆衛生医師の集い」についてお知らせします。公衆衛生学会では、様々なテーマの自由集会が開催されますが、「公衆衛生医師の集い」はその名の通り、公衆衛生医師のための集会です。

この企画をはじめたのは、公衆衛生学会に参加する医師、なかでも保健所医師が集まって意見交換ができないか、というものでした。実は、公衆衛生学会は臨床系の学会とは異なり、会員の医師比率がそれほど高くありません。また、医師といっても、保健所、大学、研究機関、企業など、所属も多様なため、そのなかでも保健所で勤務している医師向けの集まる場として企画しました。

毎回、テーマを変えながら継続しており2022年は記念すべき10回目となります。なかなか、他自治体の保健所医師とは交流する場がないため、こういった集まりは貴重な機会になっていると思います。

自由集会ポスター.png

今年度は「with/after コロナ時代の地域保健と公衆衛生医師」というテーマで、若手とベテランの先生からお話いただき、参加者の意見交換とする予定です。このブログをご覧になった保健所医師の方で、ご参加を希望される場合はチラシをご確認ください。

まだまだコロナ対応で大変な時期がつづいている保健所ですが、頑張っているのは自分だけでなく全国にも仲間がいることにも思いをはせながら、目の前の仕事を確実に進めていければと思っています。

(東京都 世田谷保健所 高橋千香)
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2022年09月17日

公衆衛生医師WEB合同相談会(PHCC)2022 を開催しました!

先月の公衆衛生医師サマーセミナーPHSSに引き続き、そのスピンオフ企画から始まった「公衆衛生医師WEB合同相談会(PHCC)2022」が9月17日に開催されました。

PHCC2022チラシ.jpg

公衆衛生医師の仕事や役割、キャリアパスから社会医学系専門医の取得顛末記などの情報提供とともに、テーマ別や地域別にブレイクアウトルーム機能を用いたスモールグループディスカッションを行い、参加者のみなさまからの質問や相談にお答えしました。

PHCC2022スクショ.jpg

今年で3回目となる今回の合同相談会は、サマーセミナーの実地開催が再開されて初めての開催となりましたが、来年以降もオンラインの利点を活かして継続していく予定です。全国からご参加いただいた医学生や若手医師のみなさま、運営にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

また、今回都合で参加できなかった方や、参加者でも話足りないことがあったという方につきましては、個別相談も受け付けておりますので、ページ上段からリンクしているフォームをご利用ください。こちらもお待ちしております!

(福島県相双保健所 堀切将 ほか主催者一同)

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2022年09月16日

日本医師会の医学生向け情報誌「DOCTOR-ASE(ドクタラーゼ)」で保健所の仕事が特集として紹介されました

日本医師会が医学生向けに発行している情報誌「DOCTOR-ASE(ドクタラーゼ)」、2021年4月発刊の第37号で、保健所の仕事が特集されていました。

保健所で働く人たちや保健所が担う様々な仕事などについて、医学生によるレポートを交えて紹介されています。また、長崎県県北保健所・対馬保健所(当時)の藤田先生が、保健所医師のキャリアややりがいなどについて語っておられます。



なお、2017年1月発刊の第20号では、東京都北区保健所(当時)の高橋先生が、保健所医師のキャリアや仕事などについて語っておられます。



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2022年09月15日

日本医師会の医学生向け情報誌「DOCTOR-ASE(ドクタラーゼ)」で公衆衛生医師のインタビュー記事が紹介されました

日本医師会が医学生向けに発行している情報誌「DOCTOR-ASE(ドクタラーゼ)」で、大阪府庁の健康医療部に勤務されている浅田先生のインタビュー記事が紹介されています。

大阪府内の新型コロナウイルス感染症患者について一元的に入院調整を行うため、2020年3月に大阪府庁に設置された「入院フォローアップセンター」のリーダーとして、大阪府の行政医師(公衆衛生医師)として感染拡大時に入院調整の指揮を執ってこられた浅田先生が、これまでの歩みや行政医師のやりがいなどについて語っておられます。



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2022年09月01日

【イベント終了】大阪府行政医師業務説明会を開催します!

大阪府行政医師業務説明会は9月23日に予定通り開催されました。今回が初めての試みで、当日は大雨が降る生憎のお天気でしたが、11名もの若手医師のみなさまにご参加いただきました。

今回大変ご好評をいただいたようですので、来年度以降も同じような時期に説明会等のイベントを開催したいと考えています。ご参加いただいたみなさんの中から大阪府の健康医療行政の未来を担う人たちが現れてくれることを願う一方で、私たちも彼らの育成に全力で取り組んでいきたいと思います。

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大阪府では、行政医師(公衆衛生医師)として働きたいとお考えの方を対象に、仕事のやりがいや魅力をお伝えする業務説明会を開催します。医師や医学生の方で、大阪府の医師職員の仕事について関心がある方はぜひご参加ください!

業務説明会.jpg

○大阪府行政医師業務説明会
【日時】令和4年9月23日(金・祝)13時00分〜16時00分
【会場】大阪府藤井寺保健所(近鉄南大阪線藤井寺駅徒歩約5分)

【内容】保健所や本庁で働く行政医師の業務紹介/若手行政医師の日常紹介/保健所施設見学/個別相談(希望者のみ)など

【対象】大阪府職員採用選考〔医師職(公衆衛生)〕の受験をお考えの方/医師や医学生で大阪府の行政医師(公衆衛生医師)の仕事に関心がある方

【備考】説明会の参加有無と採用選考の合否は一切関係ありません。なお、会場への直接のお問合せはご遠慮ください

【申込】参加を希望される方は令和4年9月16日(金曜日)までに、大阪府健康医療部健康医療総務課人事グループあてにメールでお申し込みください。


(大阪府健康医療部保健医療室 宮園将哉)
タグ:近畿
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2022年08月21日

公衆衛生医師サマーセミナー PHSS2022 を開催しました!

全国保健所長会の事業班が毎年開催してきた「公衆衛生サマーセミナー(PHSS)」。11回目となる今年は8月20日・21日の2日間にわたって開催されました。

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この2年間はコロナ禍のためにオンラインでの開催を強いられていましたが、今年は3年ぶりに実地での開催を実現することができました。今年も公衆衛生に興味を持つ医学生や若手医師と、ベテランから若手までの現役公衆衛生医師との熱いディスカッションと楽しい交流の場となりました。

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コロナの感染拡大が第7波のピークを迎える中で感染リスクが高い懇親会は開催しないなど、感染対策に十分配慮した形での開催となりましたが、36名の医学生や若手医師のみなさんにご参加いただき、大盛況のうちに終了することができました。

会長院長.JPG

運営スタッフの先生方がそれぞれの地元から持ち寄った全国各地のお菓子。すっかりPHSS名物となったこの光景も3年ぶりに見ることができました。

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ご参加いただいた医学生や若手医師のみなさん、運営にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

記念写真1修正1.jpg

なお、9月17日には公衆衛生医師WEB合同相談会がオンラインで開催されます。これは、サマーセミナーに参加できなかった方や、各地方自治体や厚生労働省への就職を具体的に検討されている方のご相談にお応えするオンラインイベントです。

サマーセミナー同様、ご参加いただいたみなさまにご満足いただけるよう、スタッフやサポーターの間で現在準備を進めていますので、ご参加いただくみなさまにはぜひご期待ください!

(福岡市南区保健所 山本信太郎 ほか主催者一同)
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2022年06月20日

【イベント終了】公衆衛生医師WEB合同相談会(PHCC)2022のご案内


※当イベントは終了いたしました。多くのご応募をいただき、ありがとうございました。なお、イベントに間に合わなかった方、都合が合わなかった方で個別の相談につきましては、ページ上部の説明文中リンクより随時受け付けておりますので、こちらもよろしければご利用ください。


ポスター.png

PHSSと対をなす当班のイベント、
合同相談会(PHCC)を今年も開催します!

全国保健所長会HPに案内ページがアップされておりますので
そちらもご覧ください。

なお、参加申し込み締切りは9月1日となっておりますが、お申し込みはこちらから、お早めにどうぞ!!

※なお、当班ではこちらのフォームから個別相談も受け付けておりますので、相談会を待てない方はこちらのご利用もお待ちしております!
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2022年06月02日

テレビで広報活動!(高松市保健所 藤川 愛)

 画像1.jpg皆様、こんにちは。高松市保健所医師の藤川愛です。

 5月末からのコロナワクチン4回目接種開始に際して、瀬戸内海放送(日本テレビ系列)のevery.FRIDAYという番組内にある「アップデートたかまつ」という高松市の広報番組に、5月27日4回目のコロナワクチンの宣伝に伺ってまいりました!(なお、前月4月22日には高松市医師会長の伊藤輝一先生が出演されています)

 毎度、緊張するのですが(カメラに向かってしゃべるのって難しい…)、お二人のアナウンサーさん達の頼れる司会のもと(あいづちを打つのが本当に上手!)、とても喋りやすく感じました。お陰様で撮影もスムーズに終わりました。
(番組も無事、その日の夕方に放送されました。香川、岡山で放送されています)

 その様子がテレビ局がYouTubeにも動画としてアップロードしていました。今回、局のご快諾をいただきましたので、ここで紹介させていただきます。

 撮影の合間に、中桐アナウンサー&撮影スタッフさん達からノババックスワクチンの話題も出まして、こちらも香川県・高松市でも初回接種や3回目接種(18歳以上)の方に接種できるよう医療機関と調整中です。

 中核市保健所である高松市保健所にはワクチン接種事務局機能もあります。こういった仕事もあるのだとご参考になれば幸いです。

(高松市保健所 藤川 愛)

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2022年05月28日

適塩ランチ(山形県最上保健所長 鈴木 恵美子)


 このランチ、塩分・カロリーどのくらいだと思いますか?
  
適塩ランチR4-1 メイン斜め.jpg適塩ランチR4-1 メイン.jpg

 わたしたち最上(もがみ)保健所では、健康増進事業の一つとして、食堂で定期的に「適塩ランチ」を提供しています。職員だけでなく、事前に広報して地域住民の皆さんにも召し上がっていただいています。

 食材や調味料、調理方法の工夫で、食塩相当量2.5gに抑え「食塩控えめでもおいしくいただけるランチ」をコンセプトに、無理なく減塩ができるランチとなっています。

適塩ランチR4-1 チラシ.png
 適塩ランチは食塩以外にも
  @カロリーを650Kcal程度(ごはん100gの場合)
  A野菜120g以上使用(今回は150g以上あります。)
  B果物つき
 の基準を設定し、栄養バランスにも配慮しています。

 今回のキーマカレーでは、ひき肉は今流行りの大豆ミートで代替しトマトのうまみで塩分を調節しています。また、ポテトサラダには、マヨネーズを一切使っていませんがまったく差がないおいしさでした(秘密はレシピをご覧ください!)。PDFダウンロードはここから

 レシピはこちらからダウンロードしてください(PDF)

 東北は山形県の北端に位置する最上地方では、北国の山間部特有の食事情から、塩分の過剰摂取とそれに由来する生活習慣病が長年の大きな健康課題でした。

 山形県全体での数値ですが、昭和53年(1978年)の食塩の平均摂取量はなんと20.3g。
約40年後の平成28年(2016年)は10.0gと約半分に減少はしたものの、全国平均9.6gおよび目標値(男性7.5g未満、女性6.5g未満)まではまだまだ遠い道のりです。

 保健所のしごとの一つとして、こうした生活習慣病予防のための栄養指導を、市町村と協力して行っていくものがあり、管理栄養士・保健師が主役として活躍します。公衆衛生医師はもっぱら試食担当(´∀` )です・・・もちろん助言もしますよ!

 ところが、「減塩は美味しくない!」と、ご高齢の住民の方々からはなかなか指導を受け入れてもらえず、とても苦労してきたのだそうです。そんな管理栄養士さんたちの経験からの発案で始まった適塩ランチは、とても好評で、昨年度の事業ではレシピ集や調理のコツをまとめたカレンダー(2022年)を作成し管内の様々な施設、事業所へお配りしました。

 山形県のホームページからもダウンロードできます。2022年もまだ半年残っていますので、ぜひ興味のある方は使ってみてくださいね。

 また、本事業はこのたび日本公衆衛生協会より第54回衛生教育奨励賞をいただきました。保健所で働く仲間にとっても、とても励みになります。

適塩ランチ カレンダー見本.jpg

 カレンダーのダウンロードはこちら
(右サムネイルからでもダウンロードできます)

 最上保健所「すこやかもがみネットワーク事業」ポータルサイトはこちらhttps://www.pref.yamagata.jp/314025/kenfuku/kenko/kenko/sukoyakamogami/sukoyakamogami_home.html

 レシピを見ても、忙しかったり料理が得意でなかったり、自分はちょっと・・・というあなたも大丈夫。お醤油をお酢やレモン汁に替えてみるということを習慣づけるだけでも、将来のリスクが減らせるかもしれません。地域住民の健康を守るにはまずは自分自身の体をいたわってみる、そんなきっかけになってくれればうれしいです。

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2022年05月25日

【公衆衛生医師の日常】社会医学系専門医の指導医資格が更新できました(大阪府健康医療部保健医療室 宮園将哉)

先日、社会医学系専門医協会かIMG_8091.JPEGら指導医認定証が送られてきました。

社会医学系専門医の具体的な議論が始まったのは2016年で、そのころに私が委員として参加させていただいた研修プログラム管理委員会に出席すべく、毎月のように東京に行っていたのは懐かしい思い出です。当時はここまで大きな枠組みのルールづくりに参加したのは初めての経験だったので、重い責任を感じる一方で大きなやりがいも感じていました。

特に、こういった新しい仕組みのための組織をどうマネジメントするのか、このプロジェクトをどうマネジメントするのか、そのプロセスをどうマネジメントするのかといったことについて、各学会・団体の代表のすごい先生方のやり方を間近に拝見することができたことは(たぶん当時の委員の中で私が最年少だったと思います)、私にとって大変貴重な経験でした。

ちなみに上記にある「組織をどうマネジメントするのか」「プロジェクトをどうマネジメントするのか」「そのプロセスをどうマネジメントするのか」の3項目は、「社会医学系専門研修プログラム整備基準」の中で「専門医が経験すべき総括的な課題」としてあげられている項目ですので、私自身がこの経験を通じて勉強させていただく大変貴重な機会だったと思っています。

公衆衛生分野の仕事の中では、特に都道府県庁や厚労省などの勤務になるとこのようなルールづくり、システムづくりの仕事に関わる機会が結構あり、上記の専門医協会での経験は今の業務の中でも活用させてもらっています。そういう意味ではこの委員会に参加すべくご推薦いただいた先生方には感謝しかありません。

今回、指導医認定証が手元に届いたのをきっかけにそんなことを思い返していました。みなさまにもこの資格や仕組みをさらに有効に活用していただきさらに大きく育てていただけると、制度の創成期に関わった者としてはこれ以上の喜びはありません。今後もみなさんと一緒に制度をよりよいものに育てていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

(大阪府健康医療部保健医療室 宮園将哉)
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