
公衆衛生医師。その真実に迫る、6本のドキュメンタリー動画。[2023年03月17日(Fri)]
職業、公衆衛生医師。
任務、1億2千万人のいのちをまもる。
その姿は、病院にはない。
彼らはどうやって、このダイナミックな任務に立ち向かっているのか。
この動画チャンネルでは、その謎を解く鍵となる、公衆衛生医師6人の知られざる活動を、たった5分で疑似体験できる。
動画制作のタイムスケジュール
勤務場所はどこだろう。答えは動画の開始直後、タイトルカバーに書いてある。そう、公衆衛生医師は、保健所や県庁、市役所などの「行政機関」で「公務員」として働いているのだ。行政の内部を見たことがない人はぜひ動画を覗いてほしい。普段見ることができない会議風景や執務室、歴史的建造物の庁舎まで惜しげもなく映し出される。ミッションはここで託され、そのプロジェクトを立ち上げ、進めているのが、彼らだ。
インタビュー動画撮影現場の香盤表
動画を続けよう。冒頭、まず公衆衛生医師を目指したきっかけが語られる。6人の異なる生き方に、思わず心が熱くなる。人の数だけ、ドラマがあるのだ。最初から行政で活躍してきた医師から、内科や外科、救命救急医を経て転向した医師まで。ここから一気に引き込まれてしまう。
紹介動画の全体イメージ
次は、各地の観光名所やまちの歴史などのふるさと自慢が続く。実は、ここの画像集めに最も時間を要した。医師と職場スタッフが協力して撮影した映像から、自治体の許可を得てようやく入手したご当地キャラ、地元テレビ局に提供を依頼した報道の一部、なんと美味しい関アジも!NHKの「ブラタモリ」にも追従する動画の仕上がりは、この上ない没入感だ。
*今回の動画作成のために集めた素材画像の一部(例:長崎県藤田先生のフォルダより抜粋)。非常に多くの画像が集まったため、使われなかった美しい画像もたくさん残っている。
中盤からついに、公衆衛生医師の活動の全容が明らかになる。臨場感あふれる多数のシーンから、果たすべき役割やミッションが、鮮明に、余すところなく伝わってくる。「多様な意見の調整者」「健康危機管理のリーダー」「行政官であり科学者」「衛生行政の代弁者」「政策のプランナー」「人や団体の橋渡し役」・・・これら全てが、公衆衛生医師の姿なのだ。真実は、実際にその目で確認してほしい。
*動画の修正箇所を書き込んだフィードバックシートの一部(例:枚方市白井先生のシートより抜粋)。秒刻みで修正箇所を指摘している。
そして、衝撃のラスト。なんと、6人の医師が画面越しに、こちらに語りかけてくるではないか。見る側は思わず身を乗り出すだろう。6人の瞳の中に、あなたが映っている。揺るぎない、真っ直ぐに語られるメッセージは、あなたの心をわしづかみにし、見終わった後に一つの答えを導くだろう。
動画の中に、あなたの未来が。公衆衛生医師チャンネル。
(公衆衛生医師確保育成事業班 動画作成担当者一同)