新潟県の行政医師(医師7年目、行政5年目)の松澤です。
今回は「新潟県春休み医学生インターンシップ」の振り返りを通じ、公衆衛生医師が働く現場に行ってみる・やってみること(見学・インターン)の意義を紹介します。新潟県では、医学生インターンを随時受け付けており、特に今年は春だけで30名以上を受け入れました。
新潟県のインターンシップは、特に決まったカリキュラムはなく、私たちがどのようにして働いているのかを見て、実践していくことを基本に進めて行きます。
具体的には、主に福祉保健部長の松本晴樹先生の元で、地域医療構想や医師確保、新型コロナ対策などの政策がどのように考えられ、行われていくのか(=政策立案)を間近で見ます [インプット]。また、特に興味を持った分野については、各プロジェクトチームに入ってさらに具体的な内容を聞いてもらってから、実際に検討・成果物を提出してもらい[アウトプット]、成果物の改善点などを話し合う時間が設けられます[フィードバック]。
また、インターン生には、県の行政医師としてのモチベーションなどについて私からお話する時間を設けています。今回は、この時間を大変有意気だったと言っていただいた琉球大学3年生(当時)の大城先生のブログを紹介させていただきます。私としても心が動くきっかけを提供できたこと本当に嬉しく思っています。
<写真 左:大城先生、右:松澤>
★大城先生ブログ★
このように、公衆衛生医師が働く現場に行ってみる・やってみること(見学・インターン)には大きな意義があると考えています。
新潟県では、医学生のインターンシップを随時受け付けていますので(初期臨床研修病院見学も兼ねてもらえれば交通費補助も可能です!)、医学生のみなさまからのご連絡をお待ちしております!
また、当事業班の「ブログ&相談チーム」では、随時、全国のみなさまからの個別相談に応じています。医学生や医師のみなさまからのご連絡をお待ちしております!
(新潟県福祉保健部 松澤知)