今年のテーマは
「地域の実情」に応じて課題を解決するには?さあ、考えよう。
とし、
「全国の若手公衆衛生医師が、それぞれの地域の課題を自分事として捉え、自分の立場で組織のためになにができるのか、主体的に組織に働きかけることで、地方自治体からよりよい公衆衛生活動を展開していきましょう」という趣旨でセミナーを開催しました。
「地域の実情をじっくり観察してみよう」という意図で、今回は「虫眼鏡」をモチーフとしました。
虫眼鏡で頭の中を覗くと「?」が飛んでいますが、あるときふと「!」に変わる
そんな瞬間を体験してほしい、という思いを込めました。
今回のセミナーでは、参加者が主体的に考え意見を述べてもらうことを重視しました。グループワークで各グループの意見をまとめ、参加者自らがスライドを作成し、全体に対して発表するまでをすべてオンラインで実践していただきました。
➤発表スライドの一例
社会医学系専門医研修の課題と解決策の提案(Aグループ)
高齢者施策(医療と介護の連携を中心に)の課題と解決策の提案(Eグループ)
地方自治体に所属する公衆衛生医師だけでなく、産業医や大学院生、公衆衛生医師への転職を予定している臨床医など多様な背景を持つ29名の方にご参加いただきました。講師3名、スタッフ21名とともに、講義・グループワーク・発表を通じて、大いに学び、交流を深めることができ、大盛況のうちに終了しました。
➤最後は「考える」ポーズで集合写真を撮りました
ご参加いただいた皆様と運営にご協力いただいた皆様のおかげで、素晴らしいセミナーにすることができました。本当にありがとうございました。
(運営委員長 大阪市健康局健康推進部 植田英也 ほか主催者一同)