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継続支援B型事業で17年目、多様化する事業のあり方 障がい者就労支援にかかわって感じること [2024年04月20日(Sat)]

2.入所更生施設(精神薄弱者入所更生施設)に勤務して(昭和53年から平成3年)
今は精神薄弱者入所更生施設のような施設はなく、今ならグループホーム、生活介護、就労継続B型事業所が一体となった施設で当時は知的障がい者福祉の主流でした。障害種別は知的障がいの最重度の方から軽度の方まで100名は利用する施設でした。
療育、就労支援を同時に処遇(支援)いました。

1) 最重度の方の療育支援を担当して
耳もきこえない、言葉もない、知的障がいも、最重度の方を担当させてもらっていました。排泄も介護が必要でしたので主に介護や機能訓練、音楽セラピーなどが毎日の主な業務でした。介護や一緒に散歩しているとその人の優しさにふれた時は何とも言えない幸福・充実感を味わいました。
でも介護、機能訓練やセラピーのなかで最重度の方が変わっていく姿を見て、この仕事の素晴らしさをお世話する方より教えてもらったと思っています。この施設では更生棟40名、重度棟30名、高齢者棟30名で構成された施設でした。

2) 更生棟40名の人たちと関わりで教えてもらったこと
 とにかく様々な方がここで暮らしていました。戦後のドサクサのなかでもまれて人で悪い人の手先になって犯罪にかかわったり、飲み屋でホステスをしていたりして本当に面白い話を聴かせてもらいました。軽度の方ですので、色んなことができる人たちで喧嘩も多かったようでした。
 でも、家庭から離れてここで暮らすことの切なさや割り切れない思いがあり、同時に家族の苦労もわかったようにも感じました。でも施設で暮らすことで貯めた障害基礎年金を家族が持ち出すのも複雑な思いでした。当時は職場実習(今でいう施設外就労)で貰った手当。給料はすべて本人たちが貰っていましたので、障害基礎年金を合わせると10年以上働いた方は多額の預金があったようでした。

3) 職場実習として施設から町の企業に働きにでる(今で言う施設外就労でしょうか)
 更生棟40名の内15名程の方が地域の企業で実習の名目で働きにでていました。アルバイトに近い形で製材所、食堂、スーパー、木工所等に行っていましたが、会社の従業員三さんと同等な対応してもらい社内旅行、食事、祭りにも呼んでもらっていました。たとえ施設に暮らしても地域の一員となって働けることに感謝をしていました。
 いずれも障がいがあっても逞しく生きている姿が地域を豊かにしたのではないでしょうか。

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Posted by ピアファーム at 14:15 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
就労継続支援B型事業で17年目、多様化する事業のあり方 障がい者就労支援にかかわって感じること [2024年04月15日(Mon)]
1. はじめに
20歳の時に父親が倒れて大学を休学、大学を辞めるかもしれないと思いで障がい児にかかわりたいとの思いて当時の福井大学の藤本文朗先生を訪ね、自閉児の家庭指導をさせもらった。それから50年、この障がい者就労支援にかかわってきた。今思うと福井の工業高校から夜間の福祉大で学ぶことができたことが私の人生をここまで成長させてくれるとは思わなかった。貧乏でもあったが心の豊かさを育むことができたスタートだったと思う
何とか大学で戻って障がい者福祉のサークルにも入り、障がい者福祉の本を片っ端から読み始めました。特に近江学園、信楽、一麦寮の実践には大変共鳴をしました。福祉から学ぶことの多さを知ることができたこと、人は変わることができたこと、何もできないと思っていた重度の障がい者が働きたい願う姿に励まされた人生でもあります。

1) できるようになることの素晴らしさ
 就職をして重度障害者棟に配属され、身辺処理などの着脱衣、排せつ、食事の世話をするようになった。施設のスタッフや周りは大学卒の人が重い人たちの世話をする姿を驚きでもって見ていたようだ。でも学生の頃、大津市のびわこ学園実習で慣れていたので周りは違和感があったようですが、私には極普通のことでした。
 「勤務する以前はとても暗い寮内でしたが、あなたが来てくれたことで寮内が明るくなり、着替えのできないFさんはできるようになったね。」と先輩寮母さんから言われたことが今でもありがいと思っています。

2) 差はあっても別ではないこと
 障がいの重い人、軽い人、できない人、できないことの差はあっても人として別ではないことを実践していくことで回りが明かるくなり、ニコニコとなっていきましたが、差はあっても別ではないことは常に実践課題と思っています。

3) 願いを実現することの大切さ
施設(入所)を出て自立した暮らしたいと80年代前半にその願いをグループホームへと結びつくことができました。施設でお世話をすることも大切ですが、願いを実現していくことも大切さを学びました。
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Posted by ピアファーム at 14:16 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
一人月平均給与工賃が6万円を超えた。 [2024年04月13日(Sat)]
 昨日令和6年度介護給付等にかかる体制届を提出させて頂いた。令和5年度のピアファームの一人月平均給与工賃61,412円、産直市場ピアファームは一人月平均給与工賃が50,682円を報告しました。
農業と販売に特化した就労継続支援B型事業を創業して17年目にして到達目標をメンバーやスタッフのお陰でクリアーすることが出来たことに本当に感謝しています。就労継続B事業の平均工賃は福井県の幸福度ランキングの審査の一つのなっているようですが、みんなで達成できたことが本当に嬉しい限りです。
  公益財団法人ヤマト福祉財団の前理事長の小倉昌男さんが月平均工賃給料増額を提唱してきたことが成果として達成されたのはこの上ない誇りでもあり、喜びをかみしめたい。また、構想で描いた農業で達成できたこことややりたい事業で結果を出せたことも嬉しいです。
皆様のご支援とご指導に感謝して、また、新たな目標に向かっていきますのでよろしくお願いいたします。
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Posted by ピアファーム at 11:55 | 作業日誌より | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
17年目の春を迎えて [2024年04月01日(Mon)]
 17年目の4月1日を迎えました。今日は入所・入社式で4名のメンバーと1名のスタッフを迎えることができました。創設して17年目、長いようで短い年月でしたが、あっと言う間に過ぎて何をしてきたのかなと思うほどです。
 メンバーやスタッフに囲まれて皆さんのお陰でここまで来れたと感謝しています。
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